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太平洋戦争の特集番組と英語と

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NHKで太平洋戦争を特集した番組を見た時のこと。日本側の原爆遺族とアメリカ軍の当時の兵士が通訳を介して対談をしていた。

最初は悲劇を二度と起こしてはいけないというトーンで静かに進んでいたのだが、日本人の方が口火を切ってしまった。「どうして、原爆を落とすことを決断してしまったのですか?」と、静かに質問した。怒るというよりは、悲劇の引き金を引き起こしてしまったことが残念だといった感じで。


相手側がこれに激昂した。「お前たちが先に攻撃をしてきたからだろうが!我々は決して真珠湾のことを忘れていないからな!」と激した口調でまくし立てたのだ。顔を真っ赤にし、表情を歪め、背もたれから背中が浮いていた。字幕のテロップがなかったが、英語が得意なら高校生でもしっかりと全て聞き取れるくらい、クリアな語彙と発音。誇張でも何でもなく、そのままこの言葉遣いであった。

通訳の人は、そこはさすがにまずいと思ったのか「そうですね…、…(しばし無言)…、…同じような悲劇は繰り返してはいけないと思います」と、ゴモゴモと訳した。そうですね、の後の間の長さが、深い困惑を物語っていた。

通訳をした人にとっては難しい問題だろう。オレなら「数ある攻撃手段の中でなぜ当時、原爆が選ばれたのか、事情を教えてもらえませんか?」と言葉を補い逃げを打ったかもしれない。

ただ、それでは少し恣意的過ぎるのも事実だ。質問をした日本側の無念さや生の感情がダイレクトには伝わらないだろう。

でも、もしそういうものを伝えることを重視するスタイルであれば、相手側の怒りも隠さずに訳して伝えないとイーブンではなかろう。「私としては、やはり真珠湾のことを抜きにしては語れません。そちら側が先に攻撃をしてきたというのが、我々が見た事実なのですよ」くらいには、言葉を補いつつ伝えるべきである。


おそらくその時の通訳は日本人だったのだろう。アメリカ人なら、いくら番組で雇われていたとしても、自国から見た歴史観を伝えることはオミットしないだろうから。(さすがにフローラン・ダバディのように熱まで伝えるタイプの通訳だったら困るが笑)

英語を勉強していることや、通訳のあり方について考えさせられる機会であった。

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