主人が私を浮気してないかどうか張り込み捜査をする日、の対策と結果。

主人が私を浮気してないかどうか張り込み捜査をする日、の結果。

私が所属している剣道部で、お子さんに剣道を習わせている保護者の方が「今日もご主人、駐車場にいたね。よかったら中へどうぞ、って言おうと思ったけど、携帯見てたからやめたのよ」と言った。
今日は気温３５度。剣道場の中は灼熱地獄。肥満体の主人はそんな道場へは入ってこようともしないだろう。そんなことより、先生方はおろか保護者の間でも駐車場で張り込む主人が有名になっていることが本当に恥ずかしい。

昨日の稽古は、出稽古にいらした先生や若者が七名、大変活気づいた稽古となった。
が、面白くないのは主人である。
見たことない男性剣士達が続々道場に入っていくのを、ただただ駐車場のエアコンの効いた車の中で見張ってるだけしか出来ない主人はイライラMAXらしかった。

活気づいた稽古も終わり、主人と最寄りのコンビニに寄った。
そこで、今日出稽古にいらした先生とその息子さん（中学生）にばったり会い、私は挨拶をし、お二方と別れた。
そこで、主人の私への取り調べが始まった。

「誰？」
「出稽古にいらした先生とその息子さん」
「ふーーん」
「見たことないけど」
「○○道場から出稽古にきて下さったから」
「ふーーん」

そして主人はトイレへ入っていった。
張り込み捜査で忙しく、トイレをずっと我慢していた、そんなところだろう。

…全く馬鹿馬鹿しい。
しかもその二人は、その日ほかの道場でも1日中稽古をしていて、無理してうちに寄ってくださったのだ。皆、私も含め、本当に真摯に剣道を追求しているだけなのだ。なのに、こんなレベルの低い者にこんなレベルの低い扱いを受けるとは。　

今日はまだ、ましな方だ。
いつもなら、稽古後、本当に機嫌が悪いと、家が凹んだり、息子に八つ当たりをするのだが、
その日は、主人が張り込み捜査をし、そして機嫌が悪くなると予めわかっていたので、日中は高いお洒落なかき氷（二千円近くした）を主人に食べさせたり、小遣いをやったり、私も気を遣っていたので、お陰様でそこまでで済んだ。
しかし毎回そんなことが出来る筈もなく、次の稽古はどうしよう、と、頭を抱える私であった。