これまで私の小瓶にお返事を下さった方々、あたたかいお言葉やご助言をありがとうございます。
先日、志望している企業の最終面接を受けましたが落ちてしまいました。
就職活動用の黒いパンプスを履いて歩くと10分で足が痛くなり靴擦れもできて、それでも目的地に向かってひどく痛む足で歩き続けるしかなく、これは何の罰ゲームなのだろうと思いました。
終わりの見えない就職活動に嫌気が差しており、もう就職活動をしたくないのですが、まだ内定がないのでやめることはできません。
面接の練習はこれまでたくさんしてきました。
初めて小瓶を流した頃の面接練習では、「自信のなさが表情や受け答えに表れている」というフィードバックをいただいておりましたが、最近では「(その頃とは)変わった」、「笑顔でしっかりと受け答えができている」というフィードバックをいただいています。
そして、私も自分自身の成長を感じていますが…ダメでした。
私には以前から強迫性障害の症状があり、病院を受診したところ、やはり強迫性障害でした。
原因は正確には分かりませんが、私は就職活動によるストレスが原因だと思っています。
エントリーシートの提出締め切りを勘違いして、締め切りを過ぎてしまいエントリーシートを提出できなくても、提出締め切りの延長や変更は許されないように、間違いや見落とし、勘違いが許されない状況に絶えず置かれたことで、「会社説明会の開催日時やエントリーシートの提出締め切りを見間違えていないか」、「志望動機で会社の事業や仕事内容に触れる際に、間違ったことを書いていないか」といったことを何度も確認するようになりました。
間違いや見落とし、勘違いによって自分の印象が悪くなる、信用を失う、選考に落ちるということを恐れて、確認強迫に陥っているのだと思います。(実際は、上記のような間違いや見落とし、勘違いをしたことはありません。)
現在は就職活動中に心の病気にかかってしまいましたが、高校生のときもストレスで耳の病気にかかったことがあり、多くの人が問題なく進学・就職という道を通っていく中で私は病気になってしまい、「私って弱いな」と感じます。
また、「選考に落ちるのが怖い」、「もう落ちたくない」という思いが強く、「(エントリーシートに)このように書いて大丈夫だろうか」、「(面接で)~と言ってもいいのか」などと自分の発する一言一句、自分の一挙手一投足に対して不安を感じます。そして、そのことが確認強迫の症状の悪化につながっていると思います。「○○したら落ちる」、「○○と考えたら落ちる」といった考えも縁起強迫につながるような気がします。
学業に関しては、私は内定がない不安や焦りから、卒論についてあまり考えることができずにいます。
そのような中で、ゼミで他の受講生の卒論に関する発表を聴いていると、私の調査不足や発表の内容の薄さ、発表の稚拙さをひしひしと感じます。
他の受講生はおそらくもう内定を得ていて、余裕があるから内容が濃く質の高い発表ができるのだろうと勝手に想像しています。
就職活動のことを考えると、死にたくなります。
しかし、私にはしたいこと(主に趣味や推し活です)がたくさんあるので本当は死にたくないです。
その一方で、「長生きしたくない、早く死にたい」という思いは日に日に強くなっています。また、私は中高生の頃から「自分は社会に出る前に死んだ方がいい」と漠然と考えていましたが、本当にその通りなのではないかと感じています。
最後に、ここまで読んでくださりありがとうございます。
「そんなに辛いのなら、休学すれば/既卒として就活したら」とお思いになるかもしれませんが、休学や既卒として就職することは私にとって現実的ではないので、新卒で就職することのみを考えています。
そして、強迫性障害の確認強迫の治療の一環として、小瓶を流す前の文章の確認を1回だけにしたいと思います。誤字脱字や間違った表現、失礼・不快な箇所などがあったら申し訳ありません。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
僕の現在位置@joqr.net
お返事をしたあと、小瓶主さんを不安にさせてしまってはいまいか……とドキドキしていました。
ひとまず、大丈夫そうでしょうか(汗
OCD をはじめ、パニック発作や広場恐怖、場面緘黙などの心の不調をお持ちの方が就職活動に取り組む際、どうしても困難が生じることがあります。
今の日本では周囲の理解が進んでいるとは言い難く、つらい気持ちになることがあるかもしれませんが、そんなときには宛メに小瓶を流しに来てください。
もし僕が小瓶主さんの立場なら、面接の席で「内省的かつ自律的、聡明な方ですねと言われた」って言っちゃいます。小論文にも書いちゃいます。
アピールの場を最大限に使ってみてくださいね。
(僕でよければ、当事者としてお話を聴かせていただくこともできます。「宛名のある小瓶」の仕組みもありますので。もし気になったら、ご連絡くださいね)
名前のない小瓶
僕の現在位置さん
お返事ありがとうございます。
OCDと就職活動にまつわるエピソード、全てとてもよく分かります、、
就職活動において、強迫観念や確認行為に悩まされている(いた)のは自分だけではない、ということに安心しました。
今までの小瓶も拾ってくださり、ありがとうございます。
嬉しいお言葉をたくさんいただけて、今の自分の良いところを社会人になっても大切にしたいと思いました。
私のことを受け入れてくれる会社があればいいなあと、私も心から思います、、
最後に、OCDを抱えながら就職活動を経験され、現在もOCDと闘われているとのことで、私と同じ経験をされた、僕の現在位置さんのお話を聴くことができて嬉しく思います。
僕の現在位置@joqr.net
お疲れ様です。
OCD(強迫症、強迫性障害)をお持ちとのこと。
僕も大学2年の5月に発症して、うつ併発のボロボロ状態で新卒採用市場に足を踏み入れた者です。
確認行為・縁起恐怖をはじめ、強迫観念があると就職活動に大きく影響しますよね。
これは OCD に罹った人でないとなかなか分からないし、他の人にも理解されにくいところだとつくづく思います。
予約・締切(期限)・正確性……もう際限なく確認すべき項目があって、自分が「あばばば...」となっているうちに時間だけが過ぎていく感じでした。
新幹線のきっぷ持った? クレジットカード忘れてない? 人事部の連絡先ケータイに入れた? 夕方の薬ちゃんと揃ってる?
そんな心配を引き連れて家を出るだけで動悸がしました。
各種書類も、当時は郵便での提出が一般的だったのでカバーレターも書いて封筒に一式いれるのです。
でも、“余計なものまで入れたんじゃないか”という不安から封ができず、確認に疲れてめまいがしたことを思い出します。
(OCD と就職活動にまつわるエピソードは山程あるのですが、小瓶主さんの心配事を増やすことになってはいけないので自粛します)
とにかく!
あなたは本当によく頑張っている。
最終面接にまでこぎつけたのはすごいことなのです。
みんなが到達できるわけじゃない。
OCD を抱えながらの就職活動とあらば、なおさらです。
今までの小瓶を拾って、とても内省的かつ自律的な方なんだなと感じました。
文章も理路整然としていて、聡明さがあります。
いずれも社会人に求められる essential な資質ですが、学生の頃から備えている方はそう多くない。
そこに気付いてくれる会社、そういう人を求める会社があるはずなんです。
面接で何を言ったかだけではなく、人間性を含めて「あなたと一緒に働きたいと思っていますが、どうですか」とオファーをくれる会社に出会ってほしい、心からそう思います。僕がそうであったように。
当時、100以上応募した中でたった2つでしたが、そうやって迎え入れてもらえる、おいでよと言ってくれる所があるんだと思うだけで充足感がありましたし、努力してよかったなって。
消えてしまいたい気持ちと、趣味や推し活を楽しみたい気持ち。
今は両極端と言えるものに挟まれている状態ですね。
そして「気分転換」とか「考え方云々」という次元の話ではないことも承知しています。
だからこそ、「今できることは何?」これにフォーカスするのはとても大切なように思います。
小瓶主さんもそこに気付いていらっしゃるはず。
投稿前の確認を1回だけにしているという心がけ、素晴らしいです。
行動療法のひとつですが、僕は数年かかってその不安を克服できたので、その意味はあると確信しています。
今もなお OCD との闘いのさなかにあるものの、こうして御返事ができるのも、自分が生きているからこそ……。
なにかありましたら、またお話聴かせていただければと思います。
僕の現在位置
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください