ひどいうつ状態から抜けられたんだなぁって、実感することが、たまにある。
うつ状態の只中にいると、全然気が付かなかったりそう思えなかったりするから、すごく辛いし、出口なんてないと思えてくるんだけど、
ありました。出口。
鬱になると、景色が灰色になったりしますよね。
だから、今はフルカラーです。
鬱のときは、TV見てても、ながめることしかできませんよね。
でも、今は内容が理解できます。
鬱の時、青空が怖いですよね。
今は、青空を見ても怖くないし、清々しいとさえ感じます。
認知症になったのでは?と思うぐらい記憶力や注意力、集中力が低下していたのは、うつ状態だったからでした。
今では、お料理まで出来るぐらい脳機能が回復しました。
回復してみると、様々なことが鬱によって損なわれていました。
自分がダメなのだと頑なに言い張っていたけど、うつ状態のせいでした。
今、出口なんてないのでは?と思っている方、
ありましたよ。
たくさんの人に支えられたり助けられたり、教えてもらったりしてください。
一人じゃすごく難しかったです。
お医者様、看護師さん、ケースワーカーさん、社会福祉施設、訪問看護、居場所サポート、当事者会、町の保健師さん、
どこからでもいいから、なにかひとつでも繋がれそうなら繋がってみてください。
そこから情報を得たり、他に繋いでもらったりすると、あなたのサポーター、味方が広がっていきます。
私は、お医者様に訪問看護(精神科)があることを教えてもらい、地元にあった訪問看護の居場所サポートに行ってみたり、ケースワーカーさんに手伝ってもらって、自立支援や手帳申請、年金請求などをしたり、訪問看護を利用したり、そこからの情報で他のいろんなサポートや支援機関を知ったりしました。
そんなことをしているうちに、「あ、私は一人じゃない」と思えたり、「あれ?私のペースでもいいんだ」と思えたりしました。
少しずつ自分を認めたりできました。
確実に、楽になってきました。
暗くないし、死が頭に居座ってもいません。
今苦しんでおられる方の、道しるべに、少しでもお役に立てたら幸いです。
※人それぞれなので、助かり方は様々です。
私のエピソードは、あくまでも一つの参考です。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
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ななしさん
お返事ありがとうございます。
鬱を患っておられるご本人さんにとって、どのような言葉が心にしっくり来るか分からないですが、いつかきっと、きっかけが訪れると私は思います。
周りのご家族の方も、お辛いですよね。ご家族さんの気持ちも、少しでも楽になっていただけたら嬉しく思います。
お医者様に「あなたが楽しいと思えるといいね」と言われたことがあります。
最初は、なにを言ってるんだろう、そんなわけないじゃない。というふうに、全く意味が分からなかったのですが、その後も、楽しいと思えることをしよう。など声をかけてくださり、少しずつなんだか分からないけど、明るそうなイメージが浮かんできました。
今までは、早く仕事できるようになって一人暮らしもして、ちゃんとしなくちゃいけない。
苦労したり頑張ったりして普通の人に追い付かないと。とそればかり思っていました。
でも、
その前にワンクッション必要だったのです。
とりあえず、生きてみる。
死にたくならない生活をしてみる。
負荷をかけない生活をしてみる。
そういう期間が必要なんだなって思いました。
私も、まずはそういう生活をしていいんだと思うことからはじめて、少しずつうつ状態によって凝り固まった考えや不要な事故否定などを手放していけました。
そんなことしている場合じゃないのにと焦ったりもしましたが、回り道のようで、こちらの方が近道でした。今となっては目から鱗です。
ついつい誰かの心がすこしでも楽になるようにと、たくさん書いてしまってすみません。
自分の心が楽な状態。
これは、ご本人だけじゃなくて、ご家族さんにも必要なことだと思います。
あなたにはあなたの人生があり、それは、あなたのもの。あなたのためのものです。
どうか、ご自身のための心のケアも優先なさってくださいね。
長々とすみません。
お返事とても嬉しかったです。ありがとうございました。
ななしさん
あなたのこの小瓶は鬱の方の道標になり、自分もあとに続けるのではと希望をもてる文だと感じました。
辛い小瓶が多い中、出口を見つけた方の言葉は誰かを勇気づけると思います。
鬱に苦しむ私の家族もあなたの小瓶と出会えたらもっともっと気が楽になれるのかもと感じました。
できることが増え、心穏やかになれて良かったですね。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
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