普段声かけてくれないくせに、人数が足りなくなったら声をかけてきて。誘ってきたのにこっちを置き去りにして。必要な時にいいように使われてた。最近の授業でそれに気づいちゃった。あとから元の人数でもよかったことを知ると、元のメンバーで顔を見合わせて。そうだよね邪魔だよね。わざわざ人数合わせ役の私を呼ばなくてもよかったんだもんね。仲良しだけでやりたかったよね。ほんとごめんね。これじゃ楽しめないよね。
「でもそんなことないはず」って押し切って、普通に接してた。普通に。「私はいてもいい」って言い聞かせて。
授業が終わったと思えば何も言わずに離れてって、一人で歩いてる横を知らない人かのように元のメンバーで笑って、話して歩いてた。
家族も、私の意見は聞いてるようで聞いてない。私は家族の意思に従うしかないんだよね。あからさまな強要はないのに。一人称も、進路も、しゃべり方も、妹との接し方も、好きなものも、やりたいことも。全部全部作られた。ずっと「僕」っていってたかった。どうしても「私」って言いたくなくて、慣れなくて。でも、「僕」って言ってたら、「後輩に変な人って思われるよ」「私が普通でしょ。僕は男の子っぽいよ」って。
かといって男になりたいわけじゃなくて、ただ響きが好きなだけで、「私」が慣れなかっただけで。
進路は「近いし比較的頭もいいからここがいいよね」ってYESを求めるように聞いてきて、「それな!そこいいよね!」としか言えなくて。合わせなきゃって思ってたら自分の行きたいとこもやりたいこともわかんなくなったからそれでいいんだけどね。
でも、好きなことをしにくいのはきつかったな。私はずっと絵をかくのが好きだった。とはいってもイラストのようなものだけど。私の親はそういう趣味には反対だった。「将来につながらないから。」。趣味くらいいいじゃん。描いてるのを見られたとき、「何描いてんの?てか勉強してるのかと思ってたのに笑」みたいな感じで。結局好きなはずなのに、隠れてこそこそとしかできないから楽しくなくなってきて。
親の中に私の理想図があって、そうなるように作ってくれてるんだよね。今の私にはやりたいことも、なりたい将来像も、楽しいと思えることも分からないから。もう全部決めつけて、私を人間として成り立たせてほしい。
でもこんなことばれたらまずいから、この考えを感じさせないように蓋をしなくちゃいけない。だから知らないふりをして、こんな私は他人として扱って。親の言う私の好きそうを私の好きということにして、楽しそうなものは楽しいということにして、親の願いは私の願い。
こんな私を知っても一緒にいてくれて、私が私をつきすすむことに協力してくれる人がいてくれてたなら。今よりも自分のことを知れてたのかな。もっと毎日を楽しいと思えてたのかな。明日が楽しみって、明日はこれがしたいって。もうしたいことも、夢も、何もないし。早く消えたい。消してほしい。もし許してくれるなら、ここでは「僕」でいようかな。この私を「僕」にして。生きていることを実感したい。自分がこの世に存在してることを感じたい。
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僕…良いじゃん!
例え皆に否定されても、それでも僕だよ!
女の子だって、ズボンの制服着てる人だっていたよ。
それを当たり前だと思ってたよ。
今馬鹿にしている奴はきっと後悔する。
絵良いじゃん!趣味に没頭するのだって、
立派な勉強だよ!
だって大好きなことなのに続ける方法が分からないまま考え続けている大人なんて沢山いるからさ!
私もその一人!
つまり、今、趣味に没頭するということを勉強しているんだよ。
楽しい!あ、ちょっと疲れた!でももうちょっとやりたい!
あ。今は何もしたくないな。そういう日もあるよねってことを知る
“勉強”だよ!!
だから大丈夫!
それに気づかない親とか普通の人たちが……
趣味は立派だぞ!下に見る奴は今に…ふふふ
だから大丈夫。
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