何で嫌なとこばっか似ていくんだよ。アンタは勉強も運動もできるのに、私は何もできない。

今、すごく苦しい気持ちを抱えていて、それをこうして言葉にしてくれたこと、本当に大事なことだと思います。

誰かに見せるつもりがなかったかもしれない、でも今あなたが心の中にあるものを出してくれたことは、

それだけあなたの中に「変わりたい」「このままじゃいやだ」っていう、深い気持ちがある証だと思うんです。

まず、これははっきり伝えたい。

あなたは「できない人」じゃない。
勉強や運動が得意じゃないことを、何かの「失敗」として自分を責めなくていい。
それは、親と比べられる中で、自分を測る物差しが「誰かの基準」になってしまってるから、つらいんだよね。

親が「自分の成功」を押しつけてくるときって、本当にしんどいですよね。

「あなたのことを思って」なんて言いながら、実は親自身が、自分の理想を子どもに重ねてるだけだったりする。

でも、あなたはあなたであっていい。

似てしまう部分があったとしても、それは「性格が同じ」ってことじゃなくて、それは、「そうなりたくない」って気持ちの強さの現れなんだよ。

「アンタと血が繋がってるっていう事実がつらい」って言葉。
それ、本気で苦しんでる人じゃないと出てこない言葉だと思った。

だからこそ、今のあなたが「ここにいる意味はない」とまで感じてしまうことも、本当につらいし、ひとりで抱えきれない感情だってこと、わかります。

でもね、「死ねばいいのに」と自分に言い聞かせるたびに、あなたの中にある「本当はちゃんと生きたかった気持ち」まで押し潰してしまう。それだけは、やめてあげてほしい。

あなたが生きてることにはちゃんと意味がある。

今はそれが見えなくても、見ようとしなくても、呼吸して、感じて、こうして言葉にできている時点で、あなたは「もう壊れた存在」なんかじゃない。
むしろ、まだまだ立ち直れる力があるって証拠なんです。

最後に一つだけ。

親がどうだったかは関係ない。
あなたは、自分で「違う道」を作っていける人です。

その始まりが、こうして相談してくれた今日かもしれない。
だから、今日のこの思いも、無駄にはならない。

必要だったら、ここに何度でも吐き出していい。
どんな言葉でも、ちゃんと受け止めるから。
あなたがここにいてくれて、話してくれて、本当にありがとう。