僕の現在位置です
4/27~5/9まで連勤。
こどもの日と振替休日の分は、今月ないし6月のどこかで代休を取るとして。
リフレッシュ休暇をもらおうかなぁ⋯⋯この GW 中はCちゃんのお見舞いにも行けなかったし。
数日ぶりに朝ゆっくり休める時間が取れて、8時間とか9時間とか寝るじゃん。
ストレスから解かれてホッとするのも束の間、CGRP っていうペプチドが血中にブワーッと放出される。
こいつは心臓や全身の血管、三叉神経節に潜んでるんだけど。
そうすると、普段テンション掛かってて収縮してる血管が弛緩・拡張するのね。
CGRP はやがて脳の中枢に入っていき大脳皮質が「痛い!」と感じる、というのが最新の説。
片頭痛の苦痛を味わうためにぐっすり寝てるわけじゃないのに。
こういうとき、自分の体を呪ってしまいたくなる。
それでも、頭痛学会のガイドラインに沿った予防的治療を続けて、ようやくここまで回数が減ったんだ。
いい薬の組み合わせが見つかるまでは大変だった⋯⋯なにせ幼稚園児の頃から頭痛に悩まされてたんだから。
最近の調査では、日本人の片頭痛の生涯有病率は8%程度。
性別に見ると男性3.6%に対して女性13%という数字が出てる。
この傾向はここ20年ほど変わってなくて「圧倒的に女性に多い病気」と言われてきたし、今もそう。
片頭痛にはたいてい前駆症状(前ぶれ)があって、僕はピカピカ輝く点が見えたり視野が欠けたりする。
それから15時間ぐらい経って激しい頭痛発作が来る。
夜10時に前ぶれがあったとすると、翌日の昼頃にズッキーン⋯⋯と来て、次第にガーン・ガーンと痛くなる感じ。
仕事する上でも支障になるから本当に困る。
血管を収縮させる鎮痛薬を飲んでも、タイミングを逃すと効き目がなくなるし、効き目があってもなくても眠気が来るし。
でね、この「圧倒的に女性に多い」っていうのが曲者なんだ。
いろんなメディアが片頭痛の特集を組むたびに、必ずと言っていいほどそのことを強調する。
だから言葉が独り歩きしちゃって【片頭痛は婦人病です】こんな図式ができてる。
僕が新卒で勤めてたモンキーポッドの所でも、仕事中に頭痛くなって「もうこれ無理だ」と思って主任技師(課長に相当)に言ったら「なに、痛みに弱いの? 君は。まぁいいよ医務室行っといで」と。
だけど同期入社の女性所員(社員に相当)は、離席の意思を訴えても「痛みに弱いの? 君は。」って言われないんだよ。
男子は黙って痛みに耐えるべき、なのか⋯⋯アンコンシャス・バイアスの最たる例だ。
まあ今は企業風土も変わったんだろうし、その主任技師も異動になったか昇進したか知らないけど。
ブランクを経て医療機関のスタッフになった身としては、声を大にして言いたい。
「片頭痛に悩む男性たち、けっこう肩身の狭い思いをしながら生きてるんだよ」とね。
♫人形ラプソディ / 荘野ジュリ
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