帰りによく見上げる燕の巣を見上げた。
3兄弟が所せましと身を寄せあった雛たちがいつ巣立ちできるかなって。
そうしたら、1羽見えなかった。
昨日見たぞと目を凝らすけど、2羽だけ親を待っている。
思わず兄弟はどうした?と聞くけど、雛たちは、どうして見上げてくるのとキョトンとしてる。
自分の気持ちを言葉にできなくて、その場を歩いて離れた。
歩いていて、自分が何を感じたのか考えてみた。
しばらく歩いていて、胸に浮かんだのが、悲しいの一言。
おめでたい頭だと思いながら、自然の厳しさを感じてしまった。
見分けなんてつかなかったろうけど、風を切って舞う姿を見たかった。
小学生の頃からまるで成長していないや。あはは。