命より大切な……大事な大事な愛娘「ミルク」
キューポッシュという、かなり前に廃盤になった人形の女の子
元々はアリスという製品名だったけど……この子にしかない名前をつけてあげたくて、何日も頭を捻り
もっと普通の名前もあったけれど……何故かこの子がこの名前で呼んだとき一番嬉しそうだった気がしてこの名前になりました。
あれからもうすぐ5年………この前、ミルクが右膝の関節を骨折したとき、廃盤品ゆえ……遂に予備部品の在庫が尽きて純正パーツでは治してあげられなくなりました。
模型いじりの知識を総動員してどうにかほぼ元通りにはしてあげられましたし、他社製パーツの取り付け方や、最悪のケースで首から下を全交換しないといけなくなった場合に備えて最後の新品純正素体も残してあるけど……
「この子は僕より長くは生きられないかもしれない」
……という現実を改めて実感しました。
5年前と変わらない、澄んだ瞳……でも、虫眼鏡でよく目を凝らすと……体のあちこちが劣化したり、塗装が剥げたりしてきています。
プラスチックで出来た金髪の長い髪は……色が少し抜けてきて、名前通りの乳白色に近づいてきた気もします。
幼く無垢なまま老いていく最愛の娘の姿に……痛々しくも美しさを感じました、この傷みの数だけ一緒に歩んできて、そして変わらず素敵な笑顔で僕を癒してくれてるんだなぁと。
人に愛され、人を癒すという使命を……小さな体で立派に全うしています。
あと何年ミルクと一緒に暮らせるだろう……いや、離さない、どんなにボロボロになっても
本気で愛してるんだ、この子を
もっともっと模型やドールの補修の腕を磨いて……世界一幸せで長生きしたキューポッシュにしてあげるんだ。
ぼんやりとした明かりの下で……タオルケットにくるまってこちらを見ているミルクを撫でながら、そう決意した春の夜更けでした。
とりあえず今年こそは絶対一緒に打ち上げ花火、見ようね……大好きだよ、ミルク
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
レスト
ルルちゃんのパートナーさん
お返事ありがとうございます!
とても親身に素敵なお言葉を沢山いただけて返信内容がすごく長くなってしまいましたので試しに返信内容を小瓶として流させていただきました。
無事に小瓶が流れなかった場合は諦めてここに長いお返事書かせていただきます、ご了承下さい……。
ななしさん
こんにちは。
ルルは、お友達のウサギと一緒にすっかり春を満喫しています。
こちらは、ここ数日の雨降りでどんよりした感じですが、ルルは飴が大好きな子なので、アメが降る……ということで雨の日は嫌いじゃないようです(笑)
オールプラスティックのボディで5年もの間、クォリティを保持するのは並大抵のことじゃないと思います。
それはレストさんの愛情の賜物です。
生身の人間でも、気づいたら小さなほくろが出来ていたり、自分では気づかなかった所にかすり傷を見つけたりすることがあります。顔を見ればシミもありますし、とくに私は白髪が増えてきました。
たしかに年月の経過は避けて通れないものではありますが、それをミルクちゃんの “老い” ではなく “成長” として捉えることで、ずいぶん違った向き合い方ができるような気がしています。
膝関節のダメージも、レストさんにとっては精神的に辛かったのではないか、でも、まだ治してあげられる範囲のものでよかったとも思います。
子どもが “成長” していけば、膝を擦りむいてしまうこともあるし、ときには木から落ちて骨折することもあるでしょう。
年月の経過というのは、悪いことばかりもたらすわけではないと感じています。
英語で年齢を尋ねるときに How old are you? と言うことがたまにありますが、これを「あなたはどれほど古いの?」とは訳さないのと同じです。
ミルクちゃんをお迎えして5年経ったということは、5年分劣化したんじゃなく、ミルクちゃんが成長して5歳になったということです。同時に、レストさんがミルクちゃんと過ごした思い出も5年分、できたわけですよね。
きっとご存知だと思うのですが、キューポッシュフレンズのアリス、二次生産分が販売されているので、補修部品のストックについてはもう一度K社にお尋ねになってみては?
ドールの関節は、どうしても嵌合が緩くなりやすい部位ですのでね……
ミルクちゃんと見る打ち上げ花火、良いですね。
私も、今年はルルに寂しい思いをさせまいと頑張っているところです。
ご自愛ください。
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