何もいらないって言ったじゃない。
こんな無駄遣いして。
溜め息混じりに、母はそう言った。
それに、カーネーション好きじゃないのよね。
呟いて、背を向け台所へと歩いていく母。
リボンが掛けられた小さな花鉢を抱えた8歳の私は、凍りついたようにその場から動けない。
しばらく経ってから、行き場のなくなったカーネーションの鉢を、そっとベランダに置いた。
たくさんの蕾をつけた真っ赤なカーネーションたちは、蕾は蕾のまま、顧みられることなく静かに枯れていった。
ずっとずっと昔の、ある母の日の思い出。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
お返事ありがとうございます。
今年の『母の日』も、あの日の私のように立ち尽くす子がいるのかな…と思い、奥底に沈む記憶を拾って小瓶に詰めました。
あのとき黙り込んでしまった小さな私に、「大人になってから考えてみたんだけどね、あれはやっぱり酷すぎる応対だったし、傷ついて当然だよ」って声をかけてあげたい。
それから「遠い未来だけど、打ち明けたら優しい人が寄り添ってくれたよ」って。
ななしさん
酷いね
なんでそんなこと子どもに言えるんだろう
子どもの気持ちを踏みにじって、さも自分の言うことが一番なんだといわんばかりの態度が理解できない
その時の小瓶主さんのショックと悲しみを思ったら、なんの関係もない私だって心が痛いよ…
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください