僕の現在位置です
いろんなことが頭の中をぐるぐる、ぐるぐるしてる。
脳よ、止まれ。
夜のうちでさえも嫌な夢を見る。
僕の頭はいつ休んでるんだろう? と不思議に思う。
退院してから5ヶ月。
消えたい気持ちを抑えられず、助けを求めた先の病院はまるで地獄。
嫌がらせ、暴言は日常茶飯事。
おかしい。
今もその記憶を引きずっている。
記憶、それは僕の人生の多くを司るもの。
良い意味でも、悪い意味でも。
比率にして3:7ぐらいか。
頭の中の引き出しには、過去の記憶が「記録」として残っている。
媒体こそ、テープから DVD、ブルーレイディスクへと変わっていった。
でも、僕の中に整理されている「記録」は、ブルーレイはおろか、8K 品質のものばかりだ。
臨場感あふれる映像美とサラウンド音声、とても生々しい。
今までどれだけの嫌な記憶に支配され続けてきたか。
PTSD の原因になっている幼少期の虐待。
小学生のころ、2年間みっちりと続いた陰湿なイジメ。
就職活動中に、とある印刷機メーカーの社員から言われた「あなた白豚?」という言葉。
挙げればキリがない。
文字にすればするほど惨めな気持ちになるから、このぐらいに留めておくけど。
フラッシュバックの症状のせいで、ディスクに記録された “記憶” が、自分の意図しないタイミングで眼前のスクリーンに展開される。
これが治らない、治せないっていうんだから、望みも絶たれるというものだ。
僕はいわゆる機能不全家族の中で育った人間。
でも、僕の家族だけじゃなく、周りを見渡してみると親戚一同みんな変なんだ。
変な人達の集合体、そんな傘の下で育ったから、その子ども達は全員何かしらの悪影響を受けている。
前に従姉妹の姉さんと話してたときにも、この話題が出た。
途中から姉さんは泣いていた。
やっぱり同じことを胸にしまい込んで生きてきたんだな、そう実感した。
今は、生きる意味を見失っているというより、死ねない理由を見失っている状態。
「人はなぜ生きるの?→死ねないから」この思考がベースになってるせいだ。
そもそも論として、「誰かに望まれて生まれ落ちる人間なんているのかな」って思ってしまう。
自分にだって胎児だった時代があるけど、その時に「私を産み育ててください」と伝えていたかどうかは知らない。
もっと言ってしまえば「生んでくれ」と頼んだ覚えもない。
何のために子どもを二人もうけたのか、その動機は何だったのか。
両親が死ぬ前に問うてみたい。
いろんな境遇で苦しい思いをしながら生きている人達がたくさんいる。
率直に言って、僕だって苦しい。
身体も精神も病に冒されているし、一生付き合っていかなきゃならない物もいくつかある。
ただ、病の原因を突き詰めて、それが分かったとて、その時点まで戻れるわけでなし、もう取り返しのつかない所まで来てしまった事実は変えようがない。
PTSD の原因を事細かに詳説して、「じゃあ出るとこ出て争いましょうか」となったとしよう。
結果はどうであれ、良くてせいぜい「精神的苦痛に対する慰謝料」として金銭が支払われるだけだ。
そのお金だって、治療法のない病気に使ってどうなるものでもない。
脳の中の傷ついてしまった箇所はどうしたって治らない。
突き詰めて考えれば、慰謝でも何でもないのだ。
「自分は生まれてこなきゃ良かった」
「アンタなんか産むんじゃなかった」
もうそんなセリフを見聞きするのは嫌だ。
望まない妊娠を避けましょうって言うけど、望まれない出生も同じように避けてほしい。
僕のように不幸な人生を送る人がもっと多くなるのは悲しいから。
子どもは両親の愛の結晶?
誰がいつからそんなことを言い始めたのだろう、愚陋の美化も甚だしい。
快楽を追い求めた結果だろうに。
親のエゴによって、一生消えない苦しみを背負いながら生きることを余儀なくされた人間がいることを、もっと知ってほしい。
対象は問わない、強いて言うなら全人類に。
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