今日、父さんと何気なく話していたとき、天空の城ラピュタの話が出た。僕は言われるまで忘れていたのだけど、「良い言葉を使うためには悪い言葉を知らないといけない」という様な意味合いのセリフがあるらしい。僕のうろ覚えだと、シータのお婆さんがシータに呪文を教えているシーンだったと思う
物事にはいい面と悪い面があるのは当然のことだけど、人はみんなその両方を持ち合わせていて、そのどちらかを蔑ろにして、片方に依存するような生き方は出来ないんだと、その話から思った。悪い面も、自分がそういうものを持っていると理解して、客観的に認識できれば、相手に不快な思いをさせる行動を避けれるかもしれない
善人でいたいとは思うけど、そういう「善人」「悪人」とくくれる人が一番怖い人というか、ある意味破綻している人なのかもなと思った。だとすれば目指すべきは善悪にとらわれた人じゃなくて、その両方の手綱を握れる人間なのかなと思った。清濁含めた要すべての要素が人を成り立たせてるのかもしれない