僕は親に本を読み聞かせられて、「今日はここまでね」なんて言われたことはないのだけど、なんとなくこの言葉が好き。今日を終わっていいって思えるからかもしれない。僕にとってはいただきますとごちそうさまみたいな。朝はおはようで始まって、夜は今日はここまで。お休みなさいって家族に言っても、僕はしばらく寝ないから
寝るまでは今日って言うように、深夜2時半になってようやく、僕の今日は終わりました。お疲れ様
こんな生活をしている人間が、こんなことを言うのはおかしいかもしれないけど、時間は大切にするべきだと思う。「あれをやらないと」「期日が〜だから〜」なんて言葉は僕達の生活に溢れかえっていて、それがないと今の速度で僕たちの社会が回らないのは事実だと思うけど、今の速度が半分くらいになっても多分誰も困らないと思う。もう少しゆっくり、1秒1秒を堪能して生きていたいな。どうせ生まれたんだから
矛盾しているようだけど、僕は倍速で毎日を生きているような人間だ。そんな生き方をしていると、何故だか自然と短気になっていくし、過度に自分や周囲を縛り付けるようになってしまう。「あれはダメ、これはダメ、中途半端はダメ」そんな生き方は面白くないと思う。もっと心の底から朗らかに笑えて、未来も過去もなく、今の自分の為に生きれたらいい
もっと穏やかな時間を過ごせたらな〜。もっとゆったりと本を読んで、音楽を聴いて、それでいて軽やかな時間。もうしばらくそんな時間には巡り会えていない。自分で掴みに行こうとしても、欲が先行して走って取りに行ってしまって、自己矛盾を起こす。結局、自分の行き先にたまたまあることを祈ることしか今はできないね
いい大学に行ったら、その先に軽やかで朗らかな時間はあるのかな?僕の予想だとたぶん無いと思う。その先にも同じような時間に追われ続けるだけだし、何より自分で自分を許せていない。自分の時間をマイペースにゆっくり生きていくことを許せる自分になりたい。これはマイクラで言うなら、作業台を作るくらい初歩的で、何よりも重要なことだと思う
自分の時間を取り戻す為に、穏やかな流れに身を許せるように自然体でいよう