自分の中に「偉そうにしたい」という気持ちがある。
例えばミーティングの時に後輩が早めに準備したりしてバタバタしている中で、手ぶらでゆっくり向かうことに優越感を覚えてしまう。
みんな背筋を伸ばして会議している中で、あえて足を組んで偉そうにすることで気持ちよくなっている。
自分の根っこにそういう気持ちがあることは自覚しているから、それが直接人に向かないように、パワハラにならないように毎日一生懸命抑えている。
多分気を抜いたら普通に言えばいいことをわざわざ嫌味ったらしく言ってしまう人なんだと思う。
現に後輩の粗探しをしては嫌な注意の仕方が頭に過り、いかんいかんと伝え方をしばらく考え直してから口にする毎日。
考えた結果、これただのイチャモンだなと思って言わないことも多々。
偉そう=偉いではないし、そもそも本当に優秀な人ってめちゃくちゃ謙虚だし、私の尊敬する人は新入社員からも学びを得ようとする人なのに、どうしてもそうなれないのが悔しい。
学生時代不登校の時期が長くて、自分は周囲よりも劣っているという感覚がいつまでも抜けないから、無意識に自分を大きく見せようとしてしまうのだと思う。
そのままの自分に自信が持てない。
でも偉そうにして嬉しくなっていることが自分が小さい人間であることの何よりもの証拠で、結局また落ち込む。
私一生この気持ちと戦いながら生きていかなきゃいけないのかな。
認知症とかになったら周囲に当たり散らかす人になってしまうんじゃないかと思って本当に怖い。
苦しいなぁ。