誰かに言うまでもないけど、1人で抱えこむのは少し苦しいような想い。
お母さんのこと。
私は家族に恵まれている。仲はいい方だと思う。
でも少しだけ、お母さんが過保護過干渉だったと思う。
愛してくれている。
でも、親子とはいえども他人だから、私とお母さんは価値観も性格も違う。
今思えば当然なこと。
でも、幼い時の私はそれを知らずに育った気がする。
私とお母さんは、真逆なところがある。
私は感情を大切にしたい。
でもお母さんは理性的。
私はゆっくり動いたり、よく考えてからやっと行動するタイプ。
お母さんはテキパキしていて、行動が早い。
悪く言ってしまうと、せっかちなところがある。
少し前に、私が小さい頃の動画を家族で見る時があった。クリスマスケーキを作っていた。
お母さんがスポンジに塗るクリームを混ぜていて、その両隣に、小さい私と姉が並んでいた。
ケーキに生クリームを絞ろうとすると、お母さんがクリームを持っている私の手を取って、こうやってやるんだよと何回かクリームを絞った。
私は、その映像を見て違和感を覚えた。
動画の中の私は、楽しそうだけど、自由にやらせてもらえなくて少し悲しそうな顔をしている気がした。本当は好きなように、心のままにやりたいのに、お母さんのやり方を押し付けられてそれに従うしかなかった。
少しだけ、その頃に記憶を辿ってみる。
クリームを絞ろうとしたらお母さんの手が上から握られてて。振り解こうとしても、お母さんの手、なんだか強くて。
こうしなさいって、それだけが正解みたいな。
そして、上手くいかなかったり、失敗してしまった時に、もういいよ、貸してって言って取り上げられたり。
やりたいって、なんだか言えなかった。
失敗しちゃいけないんだって思った。
お母さんに従わなきゃって思った。
分かってる、ほんとは違うんだよね、
お母さんだって、小さな子供2人、面倒見なきゃいけない。自由にさせていたら色々やらかすだろうし、大変なことだよね。
お父さんはあんまり家事育児に参加してなくて、お母さん疲れてただろうし、ストレスも溜まるだろうなって思う。
性格も、私とお母さんで違ってただけ。
少し、お母さんがせっかちだっただけ。
しょうがないことだよね。
そもそも、一緒にケーキ作れるくらい優しくて恵まれた関係なんだよね。
でも、待ってて欲しかった。
失敗してもいいよって、教えて欲しかった。
どんなにぐちゃぐちゃなクリームになったっていいよって、受け入れて欲しかった。
やらせて欲しかった。
全部全部、先回りされて。
お母さんのやり方を押し付けられて。
私もお母さんも、それに気づいてなくて。
この動画見るだけで少し辛くなった。
ケーキ作りは楽しかった。
ケーキもおいしかった。
でも、そこに映ってる自分を見るのは正直苦しかった。
それでも仲がいいことはいい。
お母さんのことも好き。
傷つけられることもあるけど、それはお互いの距離が、境界線が近すぎているから。
でも、この感情はすぐに消化しきれなかった。
私より家庭環境が辛くて大変だった方は、当然だけど数えきれないほどいるだろう。
その方からしたら、こんなエピソード、どこが辛いのかって思われるだろうか。
それでいいんです。
誰より私が思ってる。
こんなに恵まれてるくせにって。
でも、ごめんなさい。
やっぱり、苦しかったんだ、あの頃の私は。
辛かった。
どうしようもなかった。
どうすることもできなかった。
怖かった。お母さんのこと。
怖かった。お母さんに失望されること。
お母さんをイライラさせてしまうこと。
全部自分のせいなんだって。
無力で弱くて、怯える心に蓋をするしかなかった私。
それを認めるために、小瓶に流します。
誰にも言うつもりはない。
仲のいい家族の話、誰かのことを傷つけてしまう可能性があるから。
でも1人で抱えてると、なんだか苦しくて。
吐き出させてもらいました。
ここまで読んでくださってありがとう。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
あゆむさん
すごく読みやすくて、何度も頷いてしまうような文章でした。当時を振り返りながら、その時の気持ちまで汲んで、今の自分の言葉に置き換えるなんて、とてもすごいことだと思いました。
親子だからこそ、難しいことってありますよね。文章に書いてある通り、お母さんは「ちゃんとしたお母さんでいなきゃ!」って気持ちだったのかもしれませんね。
あなたは辛い自分の気持ちを理解し、またお母さんの気持ちまで慮れる素晴らしい人だと思います。きっとあなた自身が親になった時、我が子のことを尊重して育てることができるのだろうなと感じました。ついた傷は塞がらないけど、だからこそ他人の痛みに気づけるのかもしれませんね。
七星
どうしても忘れられない記憶で今も君が悲しんでいるのが伝わってきたよ。
そうだね。自分でやってみたかったよね。お母さんが怖いって不安になっちゃったんだよね。
今でもお母さんにそれを言えないでいるのは、まだ不安だからなんだね。
ずっと小さい頃の自分は泣かせたままでいいの?
勇気をそこに置き忘れてきたままだと、君は前に進めないよ。
伝えてごらん。
「私、あの時はちょっと嫌だった。今、あの時の反抗期かも。遅い反抗期。でも家族は好きだから。でも、たまに反抗したい気になっちゃう。」
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください