好きだったのかなんだったのかよく分からない気持ちの区切りに。吐き出しです。

初めて会ったのは、サークル顔合わせのとき。
なんとなく流れで入った私は、明らかにやる気勢のあなたが少し苦手だった。

それは活動を始めてからも同じで、
真面目系クズの私はあなたと何度も一緒に組まされて、
そのたびホントはうんざりしてた。

夏になる頃にはもういい加減面倒くさくなって、
あなたをちょっと避けてたこと、いつだったか話したよね。

でも、あなたは私が避けてることにも全然気が付かなくて、
久しぶりに話したら全く変わらない距離感で接してくれて、
そのときあなたのこと面白い人だな、と思ったの。

それからは、よく話してみるようになった。
外から見るだけだと、ただの真面目ちゃんっぽいのに、
話してみると、全然変。

世間に疎いし、珍しいぐらいすれてないし、
本人はいたって真剣なのに思考回路がちょっとぶっ飛んでる。

そういうあなたのことを知って、すごくすごく好きになった。

二人でよく深夜のファミレスで話したよね。
話したりなくて、部屋に泊まったことが何回あったことか。

それから、ルームシェアしないか相談したの覚えてる？
結局流れちゃったけど、ちゃんと真面目に考えて実現させてればよかった。
あのときぐらいしか、そんなチャンスなかったのに。
今でもちょっと後悔してるよ。

進学して、就職して、
色々あったけど、いまだに友達でいてくれてありがとう。

一緒にカラオケいったとき、彼氏と歌った曲入れるの、
実はちょっとだけ嫉妬してるよ。

あなたのいいところ一番知ってるのは私だと思ってた。
他の誰にも気づかれたくなかったのになぁ。

椎名林檎じゃないけどさ、
あなたの考え方とか思考回路とか言葉とか、そういうの守るためだったら
いくらでも苦労できるよ。

全然養うし、家事するし、
隣で笑って、いつも通りぶっ飛んだ話聞かせてよ。

あなたの夢に対して猪突猛進なとことか、
真剣なのになんかおかしい考え方にいつも救われてるよ。

LBGTQとか細かい区分は全然分かんないんだけどさ。
あなたのこと大好きで、多分ちょっとだけ愛してもいたよ。

結婚おめでとう。大好きなあなたへ。