ただ私の恋愛観について思ったことをつらつら記します。共感やご意見などございましたら、お返事下さい。
自分の顔も好きになれないし、自分の声も好きになれない。もちろん自分の体も好きでは無い。そんな自分を誰かに好いてもらおうとするのは傲慢だし、そんな不良品を好きになる人はいないだろうと思う。実際商品を買う時も、良いもの、壊れてないものを買おうとするもので、自ら進んで悪いものを買う人はいない。稀にいるかもしれないがそんな人は変わっている。
たとえ、恋愛においてもそんな人がいたとして、好きになれない自分を誰かが好きになってくれても、それは変な趣味を持った人でその人に対しても怪訝な印象を持ってしまうのではないか。それが自分の好きな人なら、好きだったのに気持ち悪い存在になってしまうのではないか。この自信のなさが、自分が自分をさらに苦しめていると思う。そうは言っても私は、私で多少見た目が変わるからと言って高額な費用を払って整形する気もないし、無理して苦しい思いをしてダイエットをする気にもなれない。そもそも声なんかは変えようがない。私は、何事にも完璧を求める性格だが、完璧にしようも無いものは仕方がない。この私だって普通に生きることが出来れば、あと6.70年と生きなければならない。多少は諦めて人生に折り合いをつけるしかないのである。自分自身はそれで良いと思う。ただ、今は、自分に自信を持てない自分が他人と愛を囁きあい、セックスができるようには思えない。しかし、惚れやすい私は好きな人ばかりできる。でも実際に行動したり、好きだというアピールなんぞ出来ない。出来るわけが無い。そういった堕落した自分を想像するだけで虫唾が走る。だから見ているだけで、自分の理想の世界に浸る方が、自信が無い自分を恋愛小説の主人公に掲げるよりも心底安心できるのだ。