誰にも迷惑をかけたくない。
みんなが思ってるより
私、強くなれなくて。
いつも私が言ってる強い言葉は
きっと私の理想で。
こうでありたいと思って
それを見つめるたびに
現実との溝ばかり見えてきて。
誰かに嫌われないように
誰かの迷惑にならないように
社会からはみ出さないように
変な子だと思われないように
そうやって生きてるの、
正直疲れたなぁ。
キラキラした青春の物語に
目を背けるようになった
誰かに見られないように
誰かに愛されないように
浅く、広く、薄く、
ふと思い出すか思い出さないか
その手前で
私はみんなと付き合っていたい
それならもう、
人を好きにならなければいいのに。
ーーー、
私多分、君のこと好きなんだ。
いや、絶対。
ごめんね。
君が潔癖症って噂を聞いて
消毒液を持ち歩くように
なるくらいには好きなんだ。
目が見れなくなるくらい、
話すのが緊張して。
やだなぁ
人のことを好きになるほどに
辛くなるのは分かってるのにね。
歪だなー
もし、おとなになっても。
ずっとこうだったら。
ね、みんな。
どうしよ。
その時はさ、
私と一緒にかけおちでもしてくれる?
一緒に旅に出て
色んな景色を見てさ。
人に愛されることの素晴らしさを
そこで知られたら
私はもう満足だな。
ねね、付き合ってくれるよね?
うそ。
冗談。多分こゆとこがあざといんだよな。