同性に恋をする、って、切ないことや苦しいことが多いけど、すごく幸せ。
同性に恋をすることで、色んな好きの種類を自覚することができた。
友達への好き。憧れとしての好き。先輩への好意。先生への尊敬。母親への敬愛。とか。
一番胸にくるのは、恋愛の好きだけど、かなわないって分かりきっているからか、他の好きもすごく大切にできる。
むしろぜんぶ、大好きに変えて、大事にしたい。
一つの好きを得るためには、他の好きを捨てるといいよ、といわれても、私はしないよ。
……なんてね。
ほんとは、どれかがだめになることを勝手に想定してて、自分を保つために、どれも蔑ろになんて出来ないだけ。
恋をすると臆病になる。弱虫になる。同性相手だとプラス不安が尽きない。
だってかなわないのに、好きをやめられない、とか、その時点でしにたいよ。
偏見もあるから、誰にも相談できない。
唯一の救いは、たまにくれる好きな人からのあったかいスキンシップだけ。
だけどそれすらも、悩みの種にも成り得ちゃうから、いやだあってなる。
純粋に幸せを感じれるような心の余裕が欲しいなあ。