A国との戦況はハッキリ言って此方の方が不利だった。
いくら国の犯罪者を沢山集めたからと言って勝率は10%にも満たなかった。
軍兵の数も攻撃手段もA国の方が多く、余裕があった。
俺は岩陰に身を潜め、A国の様子を伺った。
ノマド「嗚呼、死ぬのか、、、」
そう独り言のように呟いた。
「こら、縁起でもないこと言うんじゃない」
一緒に岩陰に身を潜めた隣室の同期、、、ハンチにそんなことを言われた。
ノマド「でもさ、兵の数とか、圧倒的に此方の方が不利じゃん」
「そうかもしれないけどさ、グングニル国はまだ一回も戦争に負けたことはないんだぞ。今回も勝てるさ」
ノマド「、、、そうだと、良いんだけどな、、、」
なんだか胸騒ぎがした。
何か危険なことが此方に迫っている。
危ない。逃げなきゃ。
こういうときの俺の勘は嫌と言うほど当たる。
ノマド「ハンチッ、此処は危ない!逃げッ、、、」
ドーンッッッ!!!!!!
ノマド「、、、え?」
、、、何が起こった?
俺は走り出してハンチに逃げようと声をかけた。
ハンチは俺を追いかけようと立ち上がった。
その瞬間、爆発が起こって、、、
俺の回りが焼け野原だ、、、
、、、爆弾だ。
そう思いながら上を向いた。
A国の航空機が俺を煽るかのように空を泳いでいた。
嗚呼、、、
ノマド「殺さなきゃ」
そう呟いてから俺はライフルを構えた。
ノマド「絶対に仕留める」
そして窓から身を乗り出して俺を見下すA国の軍兵を航空機から落とした。
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ななしさん
素敵な文でした
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