ビー玉みたく転がってやがて泡のように消えてった。
あの日、私から
_____がいなくなった。
…ただの独り言で済ませたかったよ。
遠い誰かの昔話で終わりたかったよ。
思い出し過ぎたんだ。
人を傷つける。その快楽。
違う、そんなものは…。
…誰しも無意識的に誰かを傷つける事はあるだろ?
私は無意識にし過ぎた。
_______諦めた言葉は返ってこない。
その人が見せる。あの顔。
する必要なんてなかった…。
戻らない絆、永遠に叶わない約束。
心に仕舞い込んだ感情は二度と出さない。
あの子が笑う。響き渡る声。
…何がおかしい。
笑うなよ、自分を見て…
やめ…やめ、てよ…
私は人を傷つけた、喧嘩を売ってしまった。
クラスのリーダー、当時はリーダーという存在は無かったが。
地雷を踏んだ。あの子、『____』の地雷を。
小2で空気を読む事を強制され
リーダーの機嫌取りをしなくてはいけない。
…不適合なのは私か。
ずっと疲れてる。あの時から。
消えれば報われる?死ねば喜ばれる?
死に方も消え方もわからなかった。
無口になって存在感を消す事を覚えて。
独り。
ずっと。
ずっと。ずっと。
暗い海の底に。
寒い。
怖い。
独りになりたい。
なりたくなんて、なかった。
ねぇ。
私たち、全員のこと。
ここは許してくれる?
居場所をくれる?
裏切られたくない。
孤独は嫌なの。
ねぇ、おしえて__さん。