時間は無情にも過ぎていく。
一日中訓練をぶっ通しているといつの間にか開戦の前夜だった。
ノマド「明日か、、、」
誰かが犠牲になる戦争なんて無くなれば良いのに。
そんな叶いもしないことをふと思った。
コンコンッ
ノマド「?、、、はーい」
現在時刻22:41。こんな時間に何の用だろうか。
ノマド「今開けまーす、、、ってお前かい」
ドアを開けた先に立っていたのはシフォンだった。
シフォン「こんばんは〜。こんな夜遅くにごめんね。寝るとこだったでしょ?」
ノマド「いや、大丈夫。多分、、、眠れないから」
シフォン「、、、そっか」
そう言ってシフォンは困ったように笑いながら俺のベッドに腰掛けた。
ノマド「いや、それ俺のベッド、、、」
シフォン「ちょっとくらい別に良いじゃーん、、、、、、もしかして緊張してる?」
ノマド「そりゃ、初めての戦争で、初めて戦場で人を殺すんだもん」
シフォン「、、、、、、」
ノマド「、、、ごめん。緊張で頭おかしくなってるのかも。殺される側かもしれないのにね」
冗談で、軽い気持ちでそんなことを言った。
シフォン「、、、ない」
ノマド「え?」
シフォン「ノマドは死なない」
なんて言うシフォンはいつものふんわりオーラは消えて真剣そのものだった。
ノマド「なんだそんなこと。死なないかなんて、戦場に立ってみないとわからないよ」
そう言って少し自虐的に笑った。
シフォン「ノマドは死なない誰よりも訓練頑張ってきたじゃん。見えるとこでも見えないとこでも」
ノマド「、、、でもなぁ、俺訓練がんばってきてもまだ一回もシフォン達に勝ててないからなぁ」
シフォン「頑張ってきたことはそれ相応の力として発揮できる。それに、俺達の方が先に軍に入ったんだからノマドより強くいなきゃだし」
ノマド「ふふっ、そっか。シフォンがそう言うなら自分の力、信じてみようかな」
そう言った瞬間、シフォンは苦しさから解放されたかのように満面の笑みを浮かべた。
シフォン「うん、ノマドならきっと大丈夫。さて、ノマドも元気になったみたいだし俺も部屋戻って寝ようかな」
シフォンがそう言ってベッドから立ち上がったときだった。
カンカンカンカンカンカンカンカンカン
けたたましいサイレンの音と共にセラフの緊急放送が入った。
セラフ《総員に告げる!A国から数千の兵士と数十の爆薬物が接近中!軍兵は直ちに装備し、訓練場に集合せよ!》
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小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
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