空想の話だけど
僕がリスカをしてて……
それで、その傷を見て彼女が一瞬つらそうな顔をする。
だから、それで少し心が痛んで「ごめんね」って言ったら「ん?どうして謝るの?大丈夫だよ」って、やっぱりなんだかちょっとつらそうに笑うから、また少し心がズキッとして……
君も「ごめんね」って言うから、僕も「大丈夫」って……
君のために、僕は、僕の体を大事にしたいと思うのに、いろいろあって難しくって。それを君もわかってて、だからあんまり、これ以上頑張るようには言ってこないというか……
距離感もなにもかも、なんか、本当に、難しいなあ。
大丈夫?痛くない?
って優しく手当てをしてくれる時間とか、
いろんな空想シーンがあるんだけど、
えっと、僕の経歴?とかは、まあ大体この世の闇の寄せ集めみたいな感じだよ。全部【僕】という存在に経験させていいよ。ありとあらゆる被害を。
そしてそこからハッピーエンドにして。ありとあらゆる手を使って。
そしたら大体【僕】ができあがるから。
まあ、貴方の中では【私】かもしれないし【俺】かもしれないけど。
なんかこういう話を書くの苦手。
わたし本体の話じゃないから。今これ書いてる身体からすれば空想で、関係ない話だから。別人の誰かの思い出を関係ないわたしが書いているという違和感が……
そりゃあ彼とか彼女は優しいんだろうけど、
彼や彼女に酷いことした奴等もわたしの中に内包してるわけだからさぁ。
わたし本人としては傍観者の立ち位置だし。
あー、でもこうして表に出てる時点でこいつは違うか…… めんどくさいな。
ちなみに全部【自分(わたし)】だし、わたしの世界には自分しかいないよ?たぶん。今のところは。
どんなにキャラクター増やしても別人にはならないような気がする。
小さい頃から空想はしてたけど、イマジナリーフレンドはたぶんいなかったし……
やっぱ『独り』が好きなのかも。
思い通りになる世界で生きるのが好きなのか?
いや、思い通りという感覚ではないような……
どっちも好きだよ。
現実世界も空想世界も。
2つ無いと、生きられない気がするし。
ボクはべつに死んでもいいけど、彼とか彼女は生きたいでしょ?だってこれから先幸せに生きられるんだよ?ぼくが地獄味わうことになろうと、彼とか彼女はなんとか幸せのまま過ごさせてあげたいなあ。
……これを他人に聞かせていったいどうするのか?という感じだけども。とりあえず今日のお手紙おしまい。
ありがとうございました