宛名のないメール

私はもう自分がわからない。
自分が自分じゃない、他の誰かになってほしい。
自分が恵まれてることはわかってるんだ。
でも、分かってても新たに湧いてくるこの醜い欲望が、さらに望もうとする。
私は意志が弱いからそんな欲望に抗えなくて、苦しんでる。
この苦しみは意志が弱いからだと言う人もきっといるだろう。
私自身もそう思う。
だけど！
無理なんだ。抗えない。
そんな自分を私は嫌いだ
大嫌いだ。死んでしまえばいいのに。殺されればいいのに。
意志の弱い自分も、欲に溺れてる自分も、誰かに、何かに依存しないと狂ってしまいそうな自分も、太って醜い自分も、こんな自分消えてしまえ。
僕は一体何がしたいんだ。
学校も行かないで休んで、精神が病んで周りの音がだめになって、友達が来たらおもちゃにして遊んで、そのたびに心が痛んで、軋んで。
ただただ自分自身の苦しみから、問題から逃げているだけじゃないか。
僕はこうでなきゃならないと自分の中で決めつけて、演じきれなくなったらもう何もできない。
こんなのただの人形じゃないか。
みんなに外されるのが怖い、自分のありのままを出すのが怖い、人形になるのは全て恐怖の感情から。
自分の感情を消すたびに、殺すたびに世界から色がなくなっていく。私の世界にはもう負の景色しか残っていない。楽な世界なんか、楽しい世界なんかもう望まない。
望まない方が絶望も嫉妬も愛憎も悲しみもあんな苦しみを味わずに済む。
この小瓶を拾ってくれた皆さん。
この手紙を見て、どう思いましたか？
醜いですか？自業自得ですか？
自分から言うともう疲れたんです。
自分自身に対して。
自己嫌悪もなくならない。ずっと満たされない。
人に依存、スマホに依存するのから抜けられない。
こんな自分はもう嫌だから僕は自分じゃない誰かになりたかった。
こんな私が恵まれて生きる価値はありますか？

狐狛

183378通目の宛名のないメール

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お返事が届いています

キツネコ

私の好きだった祖母は癌（がん）で死にました。私は祖母が癌であることを知りませんでした。祖母は私の両親や親戚に癌のことを私に黙っておくよう言いました。私は祖母が好きでしたが、いつも元気な祖母しか見ていなかった私はいつしか、祖母に対する事は優先しなくなりました。（祖母の家に来ているのにろくに話もせずに寝る等）
今話さなくても今度話せる。と、思っていたからです。なので祖母の死は最初は本気で冗談だと思いました。実感がないままお通夜に行き、祖母の顔を見て初めて泣きました。

私は自分を恨み、自分以外の誰かになりたいと思いました。いっそ死のうかとも考えました。
祖母の口癖というかよく言っていた事は
「人生は楽する事はできない。絶対に。苦しい事の方が多い、だけど生きているといいこともある。その良い事は今まで苦労した分とても楽しいものだ」
「生きる価値はなくても生きてみる価値はある。」
この二つの言葉を貴方に送ります。

ななしさん

とても頑張ってきたということが伝わってきました。
自分の弱さを受け止めて理解しているところが素敵だと思います、なかなかできることではないですから。

もし今の状態から抜け出したい気持ちがあるのなら、好きな自分やなりたい自分に近づくといいと思います。
変わろうとすることには勇気がいりますよね。
少しずつでいいんです、焦らずゆっくりと時間をかけて。

貴方が生きているだけで価値があるんです

狐狛さんの他の小瓶

空想のせかいににげてこもりたい。現実なんかつらいことしかないし、自分のやりたいことができない。居場所だって無いし、あったとしてもこんな現実にいたくない。

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

理想と現実のギャップに悩ませられる。ここの高校に入りたい！って思っても学力が足りない。自分に全く非がないのに謝るってただただ苦しい。またできないや。自分を信じて努力し続けることが成功への近道だって。自分を信じるなんてどうしたらできるものか。疲れたな。五月病真っただ中のヒョウリです。もうだるさマックスってとこですね。五月って中間テストあるじゃないですか。親に90点台とか高い理想を述べられてげんなりしました。嘔吐恐怖症で困っています…。少しでも吐き気がするだけで動悸と不安が止まらなくなってしまいます。脳内でずっと喋ってるの疲れるからやめたい。嫌な記憶を勝手に思い出して直接言えない嫌いな奴への罵詈雑言をずっと喋ってる。オンラインフリースクールって知ってる ?俺、親にやってみないか ? って今日言われて ...正直、怖いです。デリカシー皆無な兄がうざいあなたの恋が実るなら「短編小説」私の夢は・・・「短編小説」 GW明けの憂鬱。明日の５月７日から仕事。仕事そのものは嫌じゃない。でも、人間関係が嫌。家には毒親。職場には老害。よく耐えてきた後ろにぼくらがいるので。隣でもいいな。前でもいいし。とにかくひとりぼっちじゃないから。背中押すことも手を握ることも道しるべになることもできる人間がこの世にはいるので将来が絶望でしかなくて詰んだなんかごめん。

つらい。ただただみんなに共感してほしい。