自分がうつ病になった原因。

一言で言うと遺伝子的にうつ病になりやすいのと育った環境だったと思う。

母親も姉もそして自分もうつ状態に陥ることが多かった。

母の事はあまり知らないが、姉と自分は自殺未遂を経験している。

まともで居られたのは小学生までだったように思う。

中学に上がってからはクラスの女子グループによるいじめが原因で不登校になりかけた。

自分の時代はまだSNSはおろか、スマホなんて物も無かった時代だったのでもしかしたら今よりはマシなのかもしれない。それでもいじめは辛い事には変わりはないけれど。

このいじめが原因で女性恐怖症になり、中二、中三は女子と話を一度もしなかった。

なぜか同級生の女子に告白されたことが一度だけ有ったがやはり無理だった。

中三の頃に両親が離婚、高校受験もあったが引っ越しやらなんやらですごいバタバタしていたのを覚えている。

高校に入って夏休み前、母親がいきなり蒸発。前に書いた小瓶の通りホームレスになってそこから色々とたらい回し。高校を中退し最終的に母方の祖母の元に行く事になるのだけれど、ここが、ここからが本当に酷かった。

高校を辞めて工場で働いていたが、祖母が私が働いたお金を勝手に財布から盗むわ勝手にギャンブルに使うわで何度も言い争いや喧嘩になった。

自分は未成年で『住まわせてもらっている立場』だったのもかなり悪い影響があったと思う。

祖母は、『私の面倒をお前が見ろ。お前が私の介護をするんだ。この借金は(母親が失踪する直前に祖母を連帯保証人にして金融機関からお金を借りていた。おそらく祖母への復讐。)お前の母親が作ったものだから息子であるお前が返せ。お金が少ない。お金をもっとくれ。』これを口癖のようにずっと15歳の私に言い続けていた。

私はその言葉をただ黙って受け入れるしか無かった。将来など全く見えず、本当に絶望しかなかった。

働いても働いても自分の知らない事で自分の稼いだお金が消えて行った。どうやら金融機関から借金の事で裁判を起こされていたようだった。

数年後の話になるが、祖母の市民税と国保の滞納も100万ほどあって最終的に私が払った。

金融機関の借金と合わせておそらく250万くらい払ったと思う。ああ、なんて無駄でクソみたいな青春・・・。

本当に今考えてもおかしいというか有り得ないと感じる。大人たちがおかしいのだ。まともではない。

それと同時に母親が蒸発して失踪した理由や動機が分かった気がした。母にも同じことをずーーーーっと言っていたのだろう。母は耐えられなくなったのだろうな。

祖母は不倫で私の母親を産んだ。なので私の母親は『父親』という存在を知らなかった。

母親は実の母である祖母を確実に憎んでいた。

もう始まりから世間一般的な普遍的な家庭では無かったのだと感じた。

こんな荒んだ生活がずっと続き数年後に私は耐え切れなくなって自殺を決行するが失敗。

その傷跡は今でも消えないで残っている。

その後、精神科を受診して今でもずっと精神病が続いている感じです。因みに私は2級の精神障碍者手帳を持っています。

そして、今も安らげる場所を探してずっと彷徨っている哀れな男です。

ちょっと疲れたのでここまでにします。

ここまで読んでくれてありがとうございました。