君に届け｡僕の気持ち

｢生まれたいなんて言ってない｣
｢生まれてきたくなんてなかった｣
｢生まれてきたのは間違い｣

そう思うときがあるかもしれない｡
辛いとき､苦しいとき､生きるのをやめてしまいたくなったとき､
どうしても生まれてきたことを後悔してしまうかもしれない｡

生きていくのは本当に辛いことで､
きっと楽しいことよりも苦しいことのほうが多い｡

苦しい中で必死にもがいても光を見つけられずに､
何度も何度も挫けそうになるかもしれない｡

頑張っているのに認めて貰えなくて､
人と比べられて､人と比べてしまって､
本当の自分を見てもらうことが出来なくて､
誰にも相談できずにひとりで泣いている君｡

生まれてきたことを後悔して､
自らの命を絶とうとしている君｡

思い描いてる理想の自分になれずに､
理想と現実のギャップに苦しんでる君｡

周りと同じように出来なくて､
自分には価値がないと思ってしまう君｡

君の命を救う方法を僕は知らないんだ｡
力になれなくてごめんね｡

ただ､知ってほしい｡
君は望まれてこの世界に生まれてきたってこと｡
君がこの世界から消えてしまったら悲しむ人がいるってこと｡
両親､親戚､友達､先生､宛メのみんな､
誰かが君の幸せを願ってる｡
僕も､出会ってくれた君が幸せでいてくれたらいいなと思う｡

笑顔でいてほしい｡
苦しまないでほしい｡
無理をしないでほしい｡
ただ､生きていてほしい｡


君は世界でたった一人しかいない特別な存在｡
世界は無数の色で溢れていて､おんなじ色の人は存在しない｡
全員が違った色で､違った個性で､違う価値観で､
それでいいんだよ｡無理に同じになる必要はないの｡
一人ひとりが違うんだから君が間違ってることはないんだよ｡

でも､生きていく中で自分と似たような色の人に出会うことがある｡
もしそんな人に出会えたら､その人を大切にしてあげて｡
きっと､かけがえのない存在になるから｡


これ以上苦しまないでいいよ｡
もっと自分に優しくなってよ｡
君は頑張ってる｡もう十分なんだよ｡
僕はまだ君と一緒に生きていたい｡
だから､先にいかないで｡
手を繋いで､離れないように一緒に歩こう｡
君はひとりじゃないよ｡

君がひとりで泣いているのなら､
駆けつけて今すぐ抱きしめてあげたい｡

君が前に進めずに立ち止まっているのなら､
君の隣で｢大丈夫だよ｣と言ってそばにいたい｡

君がもし失敗して苦しんでいるのなら､
｢よく頑張ったね｣と頭を撫でてあげたい｡

僕は君の涙を拭いてあげられる人になりたい｡
いつだって君の味方でありたいんだ｡
だってそのくらい大切な人だから｡


僕と君が出会えたのはきっと奇跡みたいな確率｡
この広い世界で､多くの人がいる中で､
僕を見つけてくれてありがとう｡

また､会えるといいね
ここまで読んでくれてありがとう