検閲があるじゃないですか、この小瓶も検閲された(であろう)ように。
目的はともかく、自分の書いたものが絶対に運営のどなたかの目には触れるんだなって思うと何となく嬉しい。
大人の人に読んでもらえてるんだと思うと何となく心が楽になる。
私は考えを大人に聞いてもらうことが結構好き。
珍しい種類の子供かもしれない。
大人って子供と対等ではない。
子供より人生経験が豊富で、視野が広くて、何事にも格上であるべき存在。
「だから大人の言う事は絶対正しいんだ、子供はそれに服従すべきなんだ」って言ってくる大人は私も嫌い。そんな人とは最低限の関わりで済ませたい。
そうじゃなくて、私を一人の人間として「尊重しつつ子供扱い」してくれる大人とお喋りしたり、手紙のやり取りをするのは心地良かった。
私が心地良いってことは、つまり相手に気を遣ってもらってるってこと。
「女友達といるより男の子といる方が気が楽なんだよね笑」と一緒で、別に私の気質がどうじゃなく、大人がこっちに忖度してくれるから心地良いだけ。
同級生と話すのも好きだけど、難しい内容は話したくない。相手と同じくらい思慮深くあらないと、色々気を回してないと、とか思いたくない。相手の考えがすごかったら、自分はダメなんだって思いそうだから。
そして何より、同級生は忖度してはくれないから。されたとしても辛いだろうから。
「対等」でさえ気を張るのに、「人生経験が豊富で、視野が広くて、何事にも格上」という建前で話すのって、きっとめちゃくちゃしんどいと思う。
こういうことを考えると、親すごいなー、と思う。
「大人」になる前段階として、私も学校で「先輩」になったことがあるわけだけど、私は後輩とはお友達感覚だったからたぶん威厳も思慮もクソもなかったと思う。すまんね後輩たちよ。
というわけで、一応成人してるのに子供気分でお送りしました。