From掃き溜め　～掃き溜めより。愛をこめて～

たまに。たまになんだけど。

死にたくなる時があって。

なんでもいいから僕の首を絞めて、手首を切ってほしいと思うことがある。

そういうときって。たいてい、僕が満たされてる時。

初めて彼女が出来た時。

うまく問題が解けた時。

帰ってきて部屋がきれいだった時。

母のご飯がおいしくて、家族4人で食卓を囲んだ時。

友達の愚痴を聞けたとき。


そんな感じ。

すごく、すごーく満たされた時。

僕はこのままでいいのか、って思っちゃって。

死にたくなるんだ。

わかんねぇな。

ちょっと待って。考える。

そ、そうか。そういうことだ。

僕はたぶん、こんな幸せであるべきじゃないんだと思う。

毎日おいしいご飯なんて、食べていいわけがないんだと思う。

僕の性格について書いていこうかな。

頭はいい。運動はあんまり。だけど部長やってる。

彼女が好き。勉強が好き。だけど嫌い。

ひねくれてる。けど誰にも気づかれない程度。友達がたくさんいる。

いつも明るい。

僕は、人の悪口を聞くのが好きなんだ。

悪口を言う対象で、その人の性格がわかるし。

悪口の内容で、その人の表現力、頭の良さがわかるし。

頭いいけど口下手な僕は、誰かの掃き溜めになれればそれでいい。

あの頭悪い子の掃き溜めでも、頭のいいあの子でも。

なんでもいいのさ。

部活が好きなんだけど。

疲れるんだよね。

顧問が怖かったりやさしかったり面白かったりするから。

大人が好き。

子供と違って、しっかり二面性がある。

きちんと使い分けられてる。

すごいと思う。

こんな僕じゃまだ全然。

ダメなんだよな。

今、今ね、僕は死にたい時かな。

テストが近くてワクワクしてるのもあるけど。

彼女と喋って満たされちゃったから。

美味しいご飯食べちゃったから。

毎日友達と楽しく暮らせちゃってるから。

心臓が痛い、とかあったらいいのに。

ストレスってなんでこんなにわかりにくいの。

僕はきっと、ストレスをためまくるタイプなんだと思うんだ。

自分では、自分のことが頭いいと思ってるから。

↑ごめん関係ないこと言ったかも

それで、頻繁にじゃないけど、体を壊す。

お腹だったり、頭だったり。体が動かなくなったこともあった。

お母さんが心配してくれるから、満たされちゃってまた死にたくなったな。

懐かしい。

絶対僕は、もっと不幸になるべきなんだ。

僕の隣のクラスに、ヤングケアラーの子がいる。

僕はその子を、小学校2年生まで二年間、いじめていた...気がする。

気のせいであってほしい。

なんで宿題出さないの！

やる時間ないわけないでしょう！

授業中に消しゴム投げて、とって来いよ、と言ったり。

それしか覚えてないけど。きっとひどいことをたくさんしたんだと思う。

思い出したくない。

本人は今、僕にやさしく話しかけてくれるけど

僕はそんな気分じゃないんだ。

もしかしてそれを見て笑ってるの？

そうだったらいいのにな。

現実はそうじゃない。あの子はただのいい子なんだ。

だから。僕はまともに苦しむことができない。

僕の彼女は、元カレがいて。

その二人は、長い間カップルだったから。

僕らは冷やかした。

小学生のことだった。そのくらいあるだろう？

あ、はは。ないか。

ごめん。

近くの公園で、結婚式しようぜ！

皆行ってやるよ！

って。

僕が主導権を握ってたわけじゃない。

今となったらいいわけにしか聞こえないけどね。

冷やかして他グループの3番目くらいのとこにいたかな。

さして人数がいるわけじゃないから。

これも言い訳か。

そしたら彼女、死のうとしちゃって。

昼休み、急にベランダから飛び降りようとして。

教室のベランダだよ？屋上じゃない。

関係ないわ。

先生に呼び出されて。たくさん怒られたな。

ぜーんぶ僕のせい、って思っちったな。

そうなのかもしれない。

今となってはわからない。

僕には友達がいて。

まずは、あいつのことかな。

抜毛症で毛が生えにくくて全剃りしてる坊主なんだけど。

あいつはなかなかまじめで、まじめだけが取り柄みたいなやつ。

ンで、もう一人。

部活の仲間で。あんまり一人で行動できないやつ。

修学旅行で、その二人が同じ班だったんだよね。

まじめな奴が一人で行動できないやつにイライラしちゃって。

僕は真面目んと同じ部屋だったから。

二日連続で愚痴を聞いた。

でもそれは、いつもの甘美な愚痴ではなくて。

なんか、つらかった。

別に僕が一人で行動できないマンのことが好きだから、ってわけじゃない。

そうだったら一番に気づいてる。

でも僕、あんまり好きじゃなかったから、そいつのこと。

でもつらかったんよな。

真面目んの愚痴り方が嫌だったのかも。

僕なら、というか。僕はずっとそれ我慢してきてんのに。

君はこの掃きだめがあっていいですね。

ってことなのかもしれない。

うん、きっとそうだな。

僕はそんな汚いやつなんだ。

僕はめちゃめちゃ手が小さいんだけど。

彼女はすっげぇ大きいの。

第1.5ｃｍ関節くらい違う。

わかる？

そんな彼女の手が好きであるともに。

自分に自信がなくなっていく。

二人で歩くときに車道を率先して歩く彼女を見るたびに。

成績を抜かれるたびに。

生き生きと生活する彼女を見るたびに。

羨望でも嫉妬でもない。

ぐるぐるぐるぐる汚い気持ちが湧き出てくる。

こうなりたい、じゃなく、うらやましい、でもない。

複雑な気持ちだと思うんだけど。

誰かに言語化を頼みたいね。

でも、僕は彼女の顔や、髪の毛、声が好き。においも。

彼女は僕の顔じゃなく、性格を愛しているといった。

僕は中身よりも外見が好きだよと伝えた。

これも一つの。愛の形といってもいいんじゃないか？

中坊のクソガキがゆうてますわ、と思ってるかもしれん。

いや思ってるだろう。

でもこれが、中坊にできる精いっぱいの愛についての想像だ。

こういうの、嫌いじゃないんだ。僕。

僕生まれつき体が弱くて。

こういうと病弱、みたいな感じになっちゃうけど、そゆことじゃなくて。

小児喘息治ったけど持ってたり、慢性的な頭痛持ってたり、

結構メジャーなものね。

運動苦手なのこのせいにしたいけどそこまでのものではない、みたいな。

んで、鼻血がめっちゃ出るの。

月3くらい。

あれ？そんな多くないか？

基準は知らんけどクラスに一回も出したことないって奴いるから多いってことにしておこう。

血が足りねえんだ。

で、朝起きれない。

いやマジで。

これ僕のせいですか？

朝、5時くらいにアラームかけて、いつも早起きしようと思ってるんだけど。

時計にかけた手がもう動かない。

目は開くのに体が起きないんだ。

血が巡るのが遅いと僕はみてる。

ンで、2時間かけてやっと起き上がってトイレ行って立てなくなると。

地獄なんですわ。

朝が嫌いです。

でも休めません。怒られるから。

僕に何か病気があったらいいのに、っていつも思うんだ。

そしたら全部、病気のせいにして逃げられる。

僕が悪いんじゃない。悪いのは病気ですー、って。

でも、僕は一般人だから。

秀でているものは一つもないから。

何なら劣ってるから。

もう死にたい。

なんて言うと、最近の若者はー、っていうイマジナリーおじぃが出てくるんだけど。

死にたいわけじゃないよ、まだまだやりたいことがある。

でも、いいじゃん。疲れちゃったんだよ。癒しが見つからないんだよ。

彼女といるときでさえ、僕はほかの人間、他人...神様？

いいや。ひとから、劣等感を覚えてしまう。

きついんだよ、疲れたんだよ。

死にたいなんて軽々口にしちゃいけないのは小学校で散々習った。

でも疲れるときは、慰めてもらいたいじゃん。

頭くらい撫でてほしいじゃん。

それができないならせめて言葉で、って僕は思う。

つらくならないでいいよ、世界には掃きだめなんてたーっくさんある。

でもたまに、気が向いたら、その掃きだめのことを知りたい！っていってもいいかもね。

ありがとう。一般人でした。