私は、私に生きる価値が無いと考えている。
多かれ少なかれそんな人はいると思う。かく言う私もそのうちの一人だ。
簡単な身の上話をしよう。あまりにつまらなく、そんな程度でと思うようなものなので羞恥心的な話で言うならば読み飛ばして貰いたい。だが、書いている以上それは誰かに聞いてもらいたいという矛盾の現れなのだろう。
この時点で己の身可愛さに保身をかける卑怯具合には呆れるしかない。
さて、私はよくいる三人兄弟の長男、あるいは長女と呼ばれるような最年長として産まれた。
両親は水と油のような混ぜたところで混ざらないような極端な性質をもっていたものの、それでもどちらも優れていて、良いところ取りを出来たのならばそれは素晴らしい人間が出来ていただろう。
だが、どうだろうか。実際に最初に出来上がった私はどっちの性質も持ち合わせていたが、どっちつかずだったのだ。悪い意味で。
父のような効率的かつ、明晰な頭脳……ではなく、低い身長という人体特徴。
そして母のようなおおらかな心と愛嬌と美貌……ではなく、管理の苦手なズボラ加減。
なんてこったい!これは見事な外れと外れの奇跡的マリアージュでとんだ粗大ゴミが爆誕してしまった!
だがそれでも自分達の子供であることは変わりない。
両親は失敗作と分かりながらもここまで生かしてくれたのだ。恨むだなんて恩を仇で返すようなものをしてしまえば役満待ったナシ。
だからせめて両親の望む成果を出そうと粗大ゴミなりに頑張らせて頂こうと思ったわけですよ。勉強面もメンタル面も壊滅的で最初の事は思っただけでどうにもならなかったんですけど。
それこそ出来るなら頭脳明晰な上で優しさを持ったような人間になりたかった訳だ。
さて、そんな(一応便宜上)人間が、生きる上で色んな人の手を煩わせているわけですよ。生産性もなければ、今後の利用価値不明の人間と名乗ってはいけないような何かが。
他人の時間と善意を無駄に食いつないで生きているのだなんて、穀潰しの代表格みたいなことになっているんですよ。
本来私のような穀潰しに割く時間は、もっと有意義に扱われるべきだった貴重な人生という資源だったのです。
ならそんなクソ長前口上は良いからとっとと死ねというのは仰る通りです。ぐうの音も出ません。
ですがここでちょっと待ったを掛けさせてください。せめてかけたコストは回収したいと思うのが人間の性で御座いましょうよ。
そこで最後の最後に最低限度善良な人間として生きたこととして死ぬために一体何が残せるのでしょう。一体どうすれば、せめて死ぬ前に少しは役に立ったと思ってもらえるのでしょう。この通り頭も良くなければ死に実行するほどの勇気もまだ無い生きる価値が無い人間ではありますが、最低限答えが見つかれば、産まれた価値くらいだけはひとつつくと、そう思いたいのです。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです
ななしさん
あなたもっと文章をたくさん書くと良いと思うよ。
とても光る個性があると思う。
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