私のひとりごとを聞いてくれる優しい誰かへ
ひとりごとをさせてください。
私はこの春、高校1年生になりました。私の通う高校は、県内でもかなりの進学校です。私はそこに通える自分を誇りに思っていました。受験勉強も頑張っていたので、その分学校に対する憧れや期待は大きいものでした。
でも、今は、それが私を苦しめています。
私は中学校では剣道部に所属していました。初心者だったものの、3年間続けた後には強くなれました。その部活で先生や仲間にも恵まれて、とても充実していました。私はその環境で剣道をする私のことが大好きで、同じくらい剣道部の同級生が大好きでした。自慢でした。
だから、剣道をやっている自分で自己肯定感を上げられるならば、剣道を高校でも続けようと思っていました。しかし、私の高校は学業も部活も文武両道で、剣道部はかなりの強豪でした。体験入部で、練習が思ったよりもきつくて私は面の中でバレないように泣いていました。
部活には入ろうと、興味のあった陸上部にマネージャーとして入部しました。しかし同級生のプレイヤーたちとの関係が悪くなり、1週間も経たず退部してしまいました。何かやろうと焦って、見学もせずに書道部に入ったところ、運動部への憧れを捨てられずに退部。体験入部で誘われたからと言って、あまり興味のないソフト部にまたまたマネージャーとして入るも、体力と私の心の問題で退部。
計3回も入退部を繰り返してしまいました。
自分でも書いていて笑ってしまうほど自分が情けないですが全て自分のせいだから、逃げてしまった私のせいだから、それに向き合おうと思っています。
でも、でもね。同じ中学校だった剣道部の仲間はほとんど剣道を続けていて、今とても楽しいそうです。クラスメートたちも部活の仲間と楽しそうです。
あぁ。なんで私はこうなっちゃったんだろう。私もみんなと同じように部活に勉強に行事に充実した高校生活を送るつもりだったのに。受験勉強の時に憧れてた高校生活をみんなは手に入れてるのに、私にはない。自分のせいだってわかっているのに嫉妬してしまいます。
高校に1人だけ、同じ中学校の剣道部の親友がいます。その子は辛い稽古も楽しいらしく、毎朝電車の中で楽しそうに部活の様子を話してくれます。その話を笑顔で聞く裏で、私はその子が羨ましくて羨ましくて。その子の表情が憎くて憎くて。
そんな自分が大嫌いになって、毎日苦しくなります。指を紙で切ったような鈍い痛みが心に響きます。自分の、自分のせいなのにね。
自分が大嫌いになってから、私はふと気づきます。私は本当は剣道がやりたいんだって。もう一度自分を好きになりたいんだって。誇りたいんだって。
でも、こんなこと誰にも言えません。私は3回も部活を辞めていて、説得力もないからです。
もしあの時、剣道から逃げていなかったのなら。
もしあの時、もう少し人を頼れたのなら。
もしあの時、自分を信じてあげられていたのなら。
何かが、変わったのかもしれない。大好きな剣道ができたのかもしれない。
でも、もう遅い。
ここに書くことができて、少し心が軽くなりました。最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございました。私の話で少し気分が悪くなってしまった方はごめんなさい。
今からでも何か変えられるのかな、でももう手遅れかなって毎日毎日考えています。いつか何かを変えらた日がきたらまた書きにこようと思います。
ありがとう。
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ななしさん
剣道がやりたい、というあなたの気持ちがとても伝わりました。『剣道』そのものをしたい気持ちがあるならば、部活という枠組みではなく、習い事として学校外で剣道を習ってみたらいかがでしょうか?探すのは大変かもですし、部活と違って様々な年齢の方と一緒…かもしれません。でもそれはそれでその先のあなたの人生の経験になると思います。
手遅れでは全くありません。でも何か一歩踏み出さなければ、あなたはあなたを嫌いなままでいそうで、そんなの苦しくてあなたが可哀想です。その一歩が、たとえ剣道でなくても、何か一歩、踏み出せますように。長文失礼しました。
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