まわりのみんなが幸せそうにみえる。
いまの彼氏と別れたほうがいいことは、わかってる。ずっと前からわかってるよ。
好きになれなかったんだな…。容姿はすごく好きだけど、中身が好きになれなかった。表面的な性格は好きだったかもしれないけど、もっと内側の性格は、好きになれなかった。ただ、毎日そばにいてくれるから、甘えてた。
別れたくないよ。さみしいもん。やだよ。彼は私と別れてもまたすぐ違う女の子みつける。でもわたしはまたひとりぼっちで、ひとりぼっちの渦の中に埋れちゃうんだ。寒くて、暗くて誰もいなくて、泣いても誰も気づいてくれなくて、果てしない。いつもいつも、死にたいって思ってた。だけどまわりには暗い子って思われたくなくて、昼間は平気な顔してた。そんな日々にもどるのかな。
このまま、中途半端に生きて、年取って、気づいたらおばあちゃんになってて、ひとりで死ぬのかな。
わたしのこと好きになってくれるひと、いるかな。わたしのことを好きになってくれる人を、わたしは好きになれるかな。
一人は怖いよ。知ってる。失恋の怖さ何回も味わってるから知ってる。それでもまだわたしは怖いめに合わないといけないのかな…もう泣きたくないんだよ。傷つきたくないんだよ。もう、疲れた。