6時39分 自分でかけている目覚まし時計が鳴る前に母の怒声とともに起床。
6時50分 洗顔したり薬塗ったり、コンタクトいれた後に日焼け止めを塗る。そしてリビングから母の怒声。
7時00分 めざましテレビを見ながらの朝食完了。~母の小言を添えて~
7時20分 母に背中に薬を塗ってもらう。ひどくなっていると詰問される。
7時40分 母に怒られる形で家を出る。
気が付くと7時から7時40分まで何をしているんだろう。母の怒っているのも真っ当な理由かもしれない。
私はあなたに何度も何度も何度も言われた通り心が弱いから。もう何もしたくないの。消えたいの。明日も明後日もずっとある授業もクラスメイトも先生も嫌いじゃないけど好きにはなれなそう。学校には行きたくない。何かをしたくない。目を覚ますのも、起き上がるのも、あなたの声を聞くのも、あなたの顔も見るのも、足や腕や頭を動かすのも、脂や糖分を気にしながら食事をするのも、人に気を使って話すのも、勉強するのも、音楽を聴くのも、漫画を読むのも、家に帰るのも、妹にやっかまれるのも、風呂に入って小言を言われるのも、あなたに伸ばせと言われた髪にドライヤーするのも、歯を磨くのも、その繰り返しが続く明日への絶望、にもなり切れていない曖昧な感情をかかえながら諦めて眠りにつくのも。
やめて。私はそんなにできた人間じゃない。妹を頼ってよ。子供の私に母性とか気持ち悪いもの押し付けないでよ。勉強だって運動だって、人間関係だって子供の時からすごいできたよ。でも、もう無理だよ。風呂から上がってきたみたい。じゃあね。