私は、中絶反対派です。
なぜなら、お腹に宿った赤ちゃんは大切な「命」で、命を殺すことは殺人という「罪」だと思うからです。
もし私が望まない妊娠しても、「母親としてこの子を産むべきだ」と考えて、産むでしょう。
また、「中絶は売春婦のすること」だとも考えています(実際、遊郭では遊女が妊娠したら中絶手術をしていました)。
しかし、アメリカで話題になったように「法律で禁止すべき」とまでは考えていません。
なぜなら、法律で禁止すれば、私ではない誰かの中に本当に困る人がいるからです。
中絶が全て非合法の国では、中絶手術はかなり高額で危険なもので、それで命を落とす女性も多くいます(ある意味因果応報だとも思いますが…)。
また、お母さんの経済的・身体的に育てられない理由があっても赤ちゃんを産まないといけなくなります。
戦前の日本では、中絶は全て非合法でした。
明治以前は子供の間引きが公然として認められていました(7歳までは子供を神に返す目的で殺してもよかったのです)が、明治時代に刑法で「堕胎罪」が規定されてからは、処罰の対象になりました。
また、日本国民は天皇陛下の「赤子」とされていたので、どんな理由があっても殺すことは許されなかったのです。
しかし、お医者さんや産婆さんが生まれた赤ちゃんを殺すのはよくあることだったようです。
「華族」などといった裕福な家庭で育った子女は政略結婚することが多かったので、男女関係でのトラブルが今と比べると非常に多かったです。
女子中高生(当時の女学生)の望まない妊娠も、恐らく今より多かったと思います。
当時高等女学校にいけたのは経済的に裕福な家庭のお嬢様で、お嬢様は将来的に政略結婚をしたからです(中には、在学中に結婚してそのまま中退する寿退学もあったようです)。
彼女たちは今では当たり前の男女交際も禁止されて、年頃になると好きでもない相手と結婚させられたので、その反動で「エス」という女の子同士の百合っぽい関係になることがありました(エスに関する小瓶は後日流せたらなと思っています)。
エスならまだ良かったものの、素敵な男の子と恋愛して、身を持ち崩す女の子も多かったのです。
その場合、中絶が全て非合法だったので、産んですぐに都内なら「寿産院」といったような怪しげな施設に捨てるしかありませんでした。
世界では、非合法な中絶手術である「闇中絶」が横行しているところもあります。
危険な中絶の例として、不衛生な棒を子宮に入れて掻き回す、危険な薬草やハーブを飲ませる、子宮を無理矢理圧迫させる、といった方法があります。
それで命を落とす女性も多くいます。
というわけで、私は「中絶すべきではないけど、法律で禁止すべきではない」と思います。
私は「世界ではどうなんだろう?」と女性や女の子についての問題を調べることが好きです。
なので、この小瓶を流しました。
皆さんにもこれについてなにか意見があるかと思います。
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