勝ち組。負け組。
そんな言葉をよく耳にします。
人生の勝ち組。人生の負け組。
狼自身はどちらでしょう。
狼は、人生はそんな単純なものではないと思います。
勝ち負けで白黒はっきりつくなら、あなたも、あなたもあなたも、今死ぬこと躊躇ったり、今日「は」楽しかった、なんて言えないはずです。
「人生は勝ち負けじゃない。」
これは綺麗事というよりは、一種の理論です。
そもそもの思考を反転します。
勝ち組とは何ですか。
顔がいい。性格がいい。既婚者。友達が多い。
負け組とは何ですか。
ブサイク。性格が悪い。独身。友達が少ない。
では、その基準は何ですか。
テレビに出られるくらいの顔。
誰にでも優しい性格。
結婚して家庭を持つこと。
大勢の人に囲まれること。
よく考えてください。
顔の好みは、そもそもみんな違います。
自分が自分の顔を嫌いでも、誰かは羨んでいるかもしれない。
「そんな訳ない」と、あなたは思うでしょう。
実際、意外と周りにいるんです。
平均的に整った顔というのは、あるのかもしれない。
けれど本当に、そんなことどうでもいいくらい、あなたの顔は綺麗なんですよ。
性格なんて、一言で表せるものではありません。
あなたはあなた。
いつも笑顔で愛想がいい人間。けれど、違う場所では、いじめをしているかもしれない。
見える面なんて、ほんの一部です。
良いところと良くないところ、全部足してあなたです。
性格がいいのか悪いのかも、ひとつではありません。
優しすぎれば鬱陶しがられるかもしれない。
強気で口論が多くても、それをかっこいいと思うかもしれない。
結婚して家庭を持てたとしても、独身時代の自由な時間は失うことになります。
まだ自由を満喫したいのか、それを捨ててでも添い遂げたいのか。
どちらが幸せかは本人次第。
友達が多くても、誰も自分を理解してくれない。
そうなれば、孤独が増産されるだけです。
友達が少なくても、一緒にいると居心地がいい。
それならば、十分心は満たされます。
人生は勝ち負けではない。
「本人が楽しいか楽しくないか」です。
だって勝ち負けにしてしまえば、負けを恐れ、自然と勝負を避けるようになります。
より消極的になり、ネガティブ思考に陥ります。
そうなれば、毎日が楽しいわけがない。
強いて言うなら、大事なのは「圧倒的な」勝ちではなく、「だいたい」勝ち。
「10vs0」で勝たなくても、「7vs3」でも「6vs4」でもいい。
要は、勝たなくても「生き残れ」ばいいんです。
残りものには福がある。
そういうことだと思います。
今、辛い苦しいと嘆く人間は、決して負け組ではありません。
自分の「楽」を求めて足掻いている、立派な人間です。
死ぬことは、負けではありません。
それはあなたが選んだ人生の岐路。
ただ、
ただ狼は、
無意味に、身勝手に、純粋に、
あなたに生きてほしいと、思っています。
理由なんてありません。
今の理論をあえて付けるのなら、
あなたがいれば、狼は「幸」だからです。
どうか、どうか、
少しでもあなたが、
死のお話ではなく、好きな誰かのお話を、
傷のお話ではなく、明日のお天気のお話を、
心から、この海に流せる日を、
狼はずっと待ち続けています。
ここまで読んでくれて、ありがとう。
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ツキカさん、お返事ありがとう。
あなたは死にたいと思った時に、自分に傷をつけることで、こちらに留まっている。とても強い人間ですよ。
人間は思っているより、思い切りが良い。だから、「死にたい」と思った時に自分を傷つけてでも、生き地獄を進もうとできるあなたは強い。
もちろん、死ぬことは逃げではありません。
けれど、そうやって立ち止まる力は、あなたが誇っていい力です。
今日もよく頑張りました。
自分を保つということは、とても難しいことです。
なぜなら人間は欲深いから。周りからは十分に見えたとしても、必ず少しの歪みが気になってしまいます。
「これでいいのか。間違っているかも。」
「もっとこう出来た。」
と思うのが当たり前。
だから、そういった時に自分を責めるのではなく褒めること。高めること。
「まだ自分には知らないことが沢山ある。伸び代があるんだ。」
「自分はまだ、これで満足していない。高い目標を持ててる。次はもう少し出来るかも。」
と希望を持つこと。
それでいいんです。
あなたは今日を上手く生きれなかったと思うかもしれない。
でもよく考えて。生きるってとても苦しいこと。それを24時間という長い時間を、生き抜いたんです。十分あなたは凄いんですよ。
長くなりましたが、いつでも吐き出しに来てください。狼は待っていますから。
この小瓶を読んで、涙が止まりませんでした。私は辛くて苦しくて死にたくなってしまうとき、自分を言葉や刃物で傷つけてしまうときにいつも宛名のないメールに来ます。吐き出すことで、他の方の小瓶を見ることで、少しでも嫌なことから逃げるためにここに来ます。お返事を求めている方にお返事するためにも来ることもありますが。
いつか、いつか優しい小瓶を、明るくて楽しい小瓶を流せるようになりたいです。
多角的に物事や人を見ることができて、自分の考えを冷静にまとめることができて、人に寄り添うことができる。そんな狼さんは私がなりたいと思ってきた人だなと思いました。
人生は勝ち負けじゃないと思える人、人をよく見て関わっていける人が増えたらいいなと思うと共に、そうでない人に何か言われても、「自分はそう思わない」と思える人、言える人になりたいなと思いました。
素敵な小瓶ありがとうございます。明日も頑張ってみます。「だいたい」勝ちと思える程度に。
勝ち組、負け組...。
その定義は人によって違うけれども、
その定義を決める人間は大勢。
その定義に縛られ、苦しめられる人間が居る。
『勝ち』
『負け』
『勝負』
『戦争』
『競争』
『争い』
『勝ち』『負け』は『勝負』があるから。
『戦争』『競争』は『争い』があるから。
切っても切れない関係。
いつか『切れなくても良い』日が来るまで。
ターニャさんへ。
あなたの望みは美しいですね。
地獄であろうが、天国であろうが、自分の望む愛のカタチであればいい。
それは狼の理想でもあります。
狼は人間になれないから、ターニャさんの支えになるには相応しくありませんね。
パートナーとならなくても、あなたの支えになれるよう、狼は見守り続けていますよ。
本当に、無性のノンセクとしては、兄弟のようなパートナーが欲しいです。
そして、愛して欲しい。
心許せる人間が欲しい。
負け組だっていいです。そんな人がいてくれたら、ただそれだけでよい。
いるわけないなw
だから勝たなければならない、ヤられてしまうから。
勝てていても、叩き落とされてしまうから。
リウムさんへ、お返事ありがとう。
一概には言えませんが、この海は言葉しか届かない。
ひたすら考えて、声をかけ続けることしか、出来ることはないと思います。
でも、それだけでも、何もしない、という選択肢はないと狼は思っています。
まだここにそうやって小瓶を流してくれているなら、さよならを言いたい相手がここにいたということ。
大切に思ってくれているということ。
ならば、こちらも何か返さなければいけないと、狼は思います。
ただその時に気をつけることは、自分の考えを押し付けすぎないこと。
ただ、あなたに寄り添いたいと思っていることを、きちんと伝えること。
何度でも何度でも。
優しい小瓶をいつもありがとうございます
死にたがっている人をどうやって止めたらいいんでしょう
「死にます、今までありがとう」
と言う小瓶にはなんて返したらいいんでしょう
私の無力さに絶望
その小瓶を出した人にこの小瓶が届きますように
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