ブスとか
キモいとか
死ねとか
こういう言葉に
流されないように
生きてきたつもりだった
「つもり」だっただけで
本当は
誰よりも
こういう言葉に敏感だと気付かされた
クラスの男子が
「やっぱ性格じゃなくて顔」
っていう話してて
近くの席だった私に向かって
「なあなあ、このクラスで一番顔面偏差値高いのって、誰?」
って聞かれたから
人気のある男子の名前を挙げたら
その男子たち
ニヤニヤして顔見合わせて私の方を数秒見た
私が通り過ぎようとしたとき
「詩音はブスだから論外で」
て言われた
「お前っ笑 それは言い過ぎ笑 まあブスだしデブだけど笑」
みんな大きな笑い声で笑ってて
しんどかった
心臓の辺りがキリキリ痛くて
今すぐにでも消えてしまいたかった
その夜
お風呂の湯船に浸かって
下を見たら
自分の体が見えて
そしたら
なぜだか
涙があふれてきた
ピチャピチャ
涙が湯船に落ちた
お風呂出て
鏡見たら
自分の顔が見えて
そしたら
なぜだか
涙があふれでた
自分の体も
顔も
性格も
全部
全部
嫌い
消えてしまいたい
死んでしまいたい
全部全部
無くしてしまいたい
自分が気持ち悪い
気持ち悪くて仕方が無い
男子たちの言葉が痛い
しんどい
学校に行きたくない
額に
一つでもにきびができたら
からかわれる
しんどいよ
消えたい
こんなこと書いてごめんなさい