恥ずかしい。
人前で、親の前で、泣いちゃった。
親は気づいてないかな。
他の人は気づいたかな。
わからん。けど。
今日は取り繕いすら出来なかった。
「うん。」か無言を貫いて、大人しくした。
いつもの優等生忘れてた。
いつもなら泣いても、にっこりで誤魔化せるのに。
優しくてクールで完璧な自分。
作り直さなきゃ。
誰かにわかって欲しくて、でもわかるよって言われると「お前に自分の何がわかる」って言いたくなって。
親の愛が迷惑で、負担で。
周りの期待が嫌いで、ウザくて。
でも優しい自分は全部聞いて、頷いて。
「憧れなんです!」って言われて、「ありがとう!でも君も十分素敵だよ!」って返して。
それでいいと思ってる。
期待されることも、自分が完璧なことも、悪いことでは無いと思ってるから。
好きなものが二次元で、自分はオタクで、好きな色は黒白の地味で、かっこいい男の子みたいな服が好きで、勉強は好きだけど興味無い事は手を出さない、運動は好きだけど得意じゃない、ピアノも好き、自由が好きで、一人暮らしに憧れる。
「理想の自分」。
そうじゃなくて、
好きなものは動物で、自分はドラマが好きで、好きな色は青でクールに華やかに、普段クールだけど可愛い服も好きで、勉強はできて当たり前、運動神経よし、ピアノ、ギター、トロンボーン、バイオリン、楽器はなんでもすぐできる。規則に従い、家族を大切に想う。
それが「みんなの理想」。
また明日、そんな自分を作り上げる。
それでいい。それでいい。
どうせ、もうすぐ一人暮らしができる。やっと。
そうなれば、勝手に自由にやらしてもらう。
死ぬのはやりたい事があるから、先送りするつもり。
死ぬのは寿命よりも、自分のタイミングで死ぬつもり。
それでいい。それでいいけど。
ここでは。ここでだけは。
ありのままで居させて。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項