今晩は。いつもお世話になり、有難うございます。
ある大手新聞社系の、女性向けオンラインコミュニティで度々みられる、水商売の女性への冷眼視が、あまりに苛烈で辛くなる…
日の当たる世界で真っ当に道を踏み外さず、お仕事をし、お子様方を育てて教育を受けさせ、社会に送り出す等して
しっかりと生きている、良識的市民道徳を備えた女性達が多く集っているのは判るが、
それにしたってあまりに無慈悲過ぎ、冷酷過ぎるんじゃないのか、と思ったものです。
中上健次の小説『軽蔑』の冒頭(集英社文庫版5~6ページ)に
「行きかう男らも女らも、真知子やマリアを同じ人間ではないように反応した。
(中略)、同性の女らは、穢らしく、おぞましい物を見たくないというように眼をそらした。
眼をそらしても、視線は矢のように突き刺さる。
それならばいっそいつぞやの教育ママ然とした女のように、敵意と憎悪と差別心の浮き出た眼でじっとにらみつければいい。」
と書かれていたのを読んで、このオンラインコミュニティでの水商売の女性への敵視を思い出しました。
(小瓶主注:真知子とマリアは、この小説に出て来る、トップレスダンサーです)
その女性向けオンラインコミュニティ、筋道立った考えを持つ、賢い女性達も多いのだろうけれど
私がしばしば目にした上記の冷眼視的な内容の投稿を思い出すと、
多様性というのか、自分達とは違う生き方をする女性の存在を認められないのだろうか、という気がして来ます。
そのオンラインコミュニティで、最近「同性婚や同性愛への理解が進み…」と投稿される方がいらっしゃいましたが
冒頭の事を思い出して、「水商売の女性には偏見があれだけきつかったのに…」という思いと、新しい時代を生きる人々の輝きや眩しさへの羨望が入り混じり、何だか辛く悲しいような、引き裂かれるような複雑な思いが、込み上げてしまいました。
それ以後、心乱されないため、上記のオンラインコミュニティは、辛くて閲覧しなくなりました。
とりとめのない乱文失礼いたしました。ここまで読んで下さり、有難うございました。
嬉しいお返事有難うございます。
>人は差別して結束する人もいますし
>自分との違う人を認めてると自分が自分でなくなってしまう人もいるのを感じます。
人の世はとにかく複雑、百人百色、千人千色で、パキッと割り切ったり、特定の色付けで定義できるものではないですが、
上記のお言葉を拝見すると、空しくて、悲しくなりますね…
>見なくなって正解だと思います。
>匿名だからこそ勝手なことを言ってる人もいますしね。
匿名で好き勝手、酷い事言う奴は、修羅界、地獄界に送られてコテンパンに、ボコボコに叩きのめされてしまえばええんや!とさえ、言いたくなります。
時代が変わって来ているのですね。水商売の凄さを発信されている方、とても強い姿勢を持たれていて、カッコいいです…
>コミュニケーションの凄さや精神の強さは
>昼職の人には負けず劣らず仕事できる人たくさんいますよね
アルフォンスさん、鋭い目で見抜いていらっしゃって、素敵ですね!
夜のお仕事をされている方がお持ちの長所や強みは、もっと注目されても良いと思います。