中学って、受験するものだったんだなぁって、なんだか感心してしまった。
私の地域は凄く田舎で、ほとんどの人がそのまま近くの中学校に上がっていたし、交通の便も凄く悪いからバスや電車で通学というのは頭になかった。
高校も、私立は一握りの秀才が行く所OR勉強しなかった人が名前だけ書いて受かる所だけだったから、殆どの人が公立高校を目指してた。それも数えるほどしか無かったけど。
しかも私立と公立で一校ずつしか受けられなかったから、何個も受験をするという文を見て、「中学生なのに凄いな」って、率直に思った。
ガチで、自分の住んでいた地域は田舎だったんだなぁ……。
でも、それで良かったのかもしれない。結局田舎の公立高校から行きたい大学に行けたし、初めて生まれ育った場所を離れて都会に出た。
もう、驚きでいっぱいだった。
皆歩くのが早いし、電車がすぐに来るし、駅のホーム一杯まで電車が来るし、いつも人で溢れているしで、ちょっと怖くもあった。三両の電車が懐かしい。
そういえば高校受験の時、ちょうど面接の日が誕生日で、その事を面接官の先生に言ったらおめでとうって言ってもらえたっけ。
当時は緊張しすぎて何も考えられなかったけど、振り替えって見ると、何か特別感があって良いね。
受験生、まだ諦めちゃ駄目だよ。ここからが本当の勝負だから。
大学受験の時、私の親友は経済的な理由で国公立一校しか受けられなかった。そして、前期試験で落ちてしまったんだ。
それでも粛々と後期試験の対策を毎日惜しみ無くやって、それで最後には受かった。
一つ一つの結果に左右されちゃ駄目だよ、喜んだり悲しんだりするのは、全てが終わってから。
チャンスが残っている限り、諦めちゃ駄目だよ。
頑張れ受験生!
Ps.都会に出ても方言はなおらなかったよ。