死にたいなら自分で死ななきゃいけない世界だ。
生きたいなら必死で生きなきゃいけない世界だ。
外出して、歩きながらそんなことを考えてた。
いつものこと。
家を出る前の一歩も重く、
家を出た後の一歩も重く、
一歩、一歩が苦しくて辛かった。
いつものこと。
ここ数年で変わったのは、それをこういう場で吐き出すようになったことだ。
それによって、楽になっているのかどうかはわからない。
ただでさえ迷惑なのに、より迷惑な存在になったかもしれない。
生きたくて、「死にたい」って言ってるのに、負のエネルギーが強くて、誰かを苦しませるんだ。
優しい人に、心配をかけるんだ。
優しくない人に、怒りを覚えさせるんだ。
みんな、心があるせいで何かを感じさせてしまう。
「一」と、「夕」と、「匕」と、「に」と、「た」と、「い」を書いただけなのに。それを組み合わせて出来た文字を書いただけなのに。
頭のいいぼくらはそれに意味を付けて、みんなもう、それを知ってる。日本語わからなきゃ、何言ってるかわからないのにね。
……言う側からすればわかってほしいのだから、いいのか。その言葉に何かを感じてもらうのは、有り難いことか。
いつもありがとうございます。
そしていつもごめんなさい。
私のせいでめんどくさい思考や感情を呼び起こしてしまったりしているのでしょう。
まあでも、人と関わる以上は致し方ない部分か。
……死ぬまでの旅。今しばらくお付き合い願います。