5ヶ月の間、毎週のように2時間は電話していた。
私が友達と言ってしまったからだろうか。
本当の答えはわからない。
けれど彼がいなくなって、ぽっかりと心に穴があいてしまった。
ラインもインスタもブロックされてしまった。
今すぐ忘れられたらどんなに良いだろう。
とても奥手で繊細な人だった。
友達も1人しかいなくて、お出かけもあまりしたことなくて。「チキンだから」と自虐した。彼の26年はどんな感じだったんだろう。
優しい声が好きだった。
波長が合うと思った。
そうじゃなければ、趣味も合わないのに2時間以上も絶え間なく話せないよ。
だけど、不利なことがあれば敬語になる…すぐに逃げる。それでも、電話口では楽しそうにしてたよね。彼にとって、私はただの「はけ口」だったの?
最後の電話でデートに誘ってくれたのはなんだったの。
今まで「寝たら忘れる」と言っていたのに「俺は記憶力がいい」と言って私と初めて会ったことの出来事もちゃんと覚えてくれていたよね。
それなのに…酷いよ。
漠然と、ずっと近くにいるものだと思っていた。
どれだけ私生活が満たされても、人と関わりが増えても、あなたがいないと意味がないんだよ。
連日、お酒の席でこのことを色んな人に話してしまった。
女性からは「やめといて正解」、男性からは「経験が少ないか、よっぽど自信がないんだよ」
あなたを否定する人は本当に多い。
私もどうしてこんな人を好きになっちゃったんだろう。
あなたごと否定して、気の迷いだと思えたらどんなに楽か。
たまに「誰とも会いたくない」と言った。「俺のことなんか忘れてほしい」と言った。
そんなこと言われたら忘れられないよ。
追いかけられたら応えてよ。
独りの時間が、あなたを自分勝手で自信のない人にした。それは他人が矯正するものでも直すものでもない。
もう戻れないんだ。
せめてありがとうと、さようならと言わせて欲しかった。
あなたは私が思うような優しい人ではなかったね。
臆病で、チキンで、自分がかわいいだけなんだ。
あなたと会ってから、楽しかったしそれ以上に苦しかった。
偶然にも、今まで疎遠だった人たちから突然連絡が来るようになった。仲違いしていた人とも仲良くなれた。いろんな人に囲まれるようになった。とても気の合う異性とも会えた。
あなたのおかげだと思っている私は恩着せがましいね。
だから手放したくないよ。その足を掴んで離したくない。
厄病神のようで、実はすごく恩恵をもたらしてくれたのかもしれない存在、と思ってた。
あなたのことを考える時間も少なくなっていく。
あなたの記憶も薄れていく。
ついには、何も思い出せなくなる。
その時が来るのが怖いよ。
けれど、あなたはその道を選んだ。
だから私も忘れるね。
気を許せて、なんでも話せて、楽しくて、本当に夢のような時間だった。
さようなら。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
人間関係は川みたいなもの。またどこかで会えたり会えなかったり、一緒になったりなれなかったりするから、気に病まないで。
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