友達が全員精神科に行くことになった。最初はみんなくだらないことで笑って、勉強して、って毎日学校に行ってたのにいつからだろうね。休んだり、リスカしだしちゃう子も出てきて、気づいたらみんなボロボロで、その中で僕一人が早く軽く復活できて。一人一人の相談に乗ってて思った。みんな考えていることは同じで、死にたいっていう思いにすがって救われてる。もう駄目だ、で止まってる。いっぱいみんなには悩みがあって昔の僕みたいだった。一つ一つ解決しようと寝る時間も削った僕は、だんだんわからなくなった。あれ、何のためにやってるんだっけ、これして今あいつらが本当に救われるのか?わからないから眠らせて、少しでいい。いつもより一時間だけでいい。眠らせて。 僕分ったよ。みんな考えすぎだって。でも考えすぎるのって仕方のないことだしやめようって思ってやめれるものじゃない。だから僕に話して。みんな口をそろえて言うのは「精神科に行きたくない」。じゃあ僕に頼って縋って。助けるから。時間はかかっても少しずつでいいから。一緒に立ち上がろう。