「ほら、ここだよ」
「うわぁーー!」
そこには満天の星空が広がっていた
「すごいだろ?ここが僕のお気に入りの場所さ」
しばらく見ていると
星が流れたような気がした
「え?」
僕は驚いた
生まれて始めてみたような気がした
この世の中にはこんなきれいなものがあったのか
もう一つ
流れたような気がした
「今、流れ星流れたね」
やっぱり流れ星だったんだ
「そうですね。。。」
綺麗すぎて言葉も出てこなかった
「こんなに綺麗なものがあるんですね」
僕はすごく感動した
「そうみたいなんだよね」
あぁすごいなぁ
もう少し見ていたい
この感動を忘れないためにも
もっと見ていたい
だけど。。。
なんだか眠たくなってきた気がする
「そろそろ寝よっか」
秋人さんがもう一度そう声をかけてきた
「はい」
僕はそう返事をした
「眠くなかったら無理しなくていいよ」
秋人さんに心配されてしまった
なんか申し訳ない
「大丈夫です。なんか眠くなってきましたし」
「そっか」
そこからは無言で寝室へと向かった