ウクライナに攻め込む前、プーチンの中で
恐ろしく都合の良いシナリオが描かれていたのは間違いない。
現実離れした、ロシアのほぼ一方的な勝利の結末だ。
恐らくクリミア半島での成功体験が、
プーチンの勘違いを促進してしまったのだろう。
しかし現実はほぼ真逆。
ロシアの負け戦はほぼ確定、奪った領土も日々奪い返され、
兵士の補充もままならず、
国民は反プーチンの姿勢をあらわにし始めている。
プーチンは今、暗殺の危機がこれまでになく
迫っているのを感じているのではないだろうか。
部下たちがプーチンの首を手土産に西側に命乞いをする
という想像が現実になる可能性は、ロシアが負けるほどに高まっていく。
プーチンはまともに眠れているだろうか?
睡眠不足は、判断を狂わせる。
恐怖もまた、判断を狂わせる。
核戦争なんて絵空事であってほしかった。
プーチンはどう落とし前付けるんだろう。
たぶん自分は正しいと、最後まで言い続けるだろうけど。