俺の好きな花はアネモネ
アネモネの名前の由来は、
ギリシャ神話からきてる
ある日、愛と美の女神であるアフロディテは
息子のキューピットと遊んでいた
でも、息子が誤って放った矢を受けちゃって、
アフロディテはアドニスっていう少年に恋をする
アフロディテの恋人の戦いの神、アレスは、
嫉妬のあまり凶暴な猪を野に放して
狩りをしていたアドニスを襲いかかった
そして、アドニスは死んだ
死んだアドニスを抱きかかえたアフロディテは、
アドニスが流した血に神酒ネクターを注いで、
美しい真っ赤な花を咲かせた
その花がアネモネ
でも、アネモネは儚い花
風が吹く頃に咲いて
次の風が花を散る
風はギリシャ語で『アネモス』
そこから『アネモネ』っていう名前がついた
アネモネ全体の花言葉は、
『儚い恋』『恋の苦しみ』
『見放された』『見捨てられた』
赤色のアネモネは『君を愛す』
白色のアネモネは『真実』『希望』『期待』
青色のアネモネは『固い誓い』
桜色のアネモネは『待ち望む』
過去の恋を表す言葉が多いだけで
暗い花言葉ばっかりじゃない、
少しでも、俺の好きな花を
好きになってほしい
赤いアネモネを、君だけに