私の独白。誰かにただ読んでもらいたいだけ。
学校の同性の友達を好きになった。いつから好きなのか覚えてないけれど彼女の笑顔を見るのが好きでたまらなかった。彼女には笑ってて欲しかった。
だけど、私では笑顔に出来ないって何となく、頭の隅で理解した。勿論友達だから話してるのは楽しいけど、私の身勝手な気持ちが邪魔をして、上手く話せていないような。
そのうち夏休みに入ったのだけれど、私は勉強しに学校へほぼ毎日通っていた。彼女も通っていて、夏休みの初めは他愛もない話をした。とても楽しかった。
次第に私が距離を摂るようになった。それは私が彼女を好きなばかりに、彼女が別の友達と話している事に苦しくなってしまったからで、またもや身勝手な気持ちから出来た距離だった。
どうせ叶わないのなら早いうちに忘れようと思った。
そして今日、誰もいない階段で、購買で買ってきたのだろうペットボトルを持った彼女とすれ違った。
上から下ってきた私に、下から登ってきた彼女は「久しぶり、元気?」と笑顔で声をかけてきた。
まさか会うとは思っていなくてぎこちない反応をしてしまったと思う。なんとか「うん」と返事をして顔を見た瞬間、彼女の顔もこちらを向いていて、そちらに自然に両手が伸びた。
普段からスキンシップ(ハグや髪を触ったり、頬を撫でたり)は割としていたので特段彼女も気にしなかったと思う。
だけど、彼女の両頬に触れようと思ったその手は一瞬宙を彷徨った。彼女を忘れるんじゃなかったのか。触ったらまたいつもに戻ってしまいそうで、躊躇った。
その様子を見て何を思ったのか彼女は買ってきたばかりの冷たいペットボトルを私の首に当てた。
時が止まった気がした程、静かな空間だった。
その冷たさが真夏の暑さで火照った肌に触れて気持ちよかった。
その時私が彼女になんて言ったのかは良く覚えていない。「冷たい」なのか「暑いよね」なのか、とにかく別れを告げて誰もいない教室まで何も考えず歩いた。
2人きりでした、たったそれだけの行為が忘れられない。期待はしたくないし、かと言ってその思いをどうすればいいのかも分からない。
彼女が好きだから幸せにしたいけれど、その未来に私が含まれていない事は極めて明確で、でもそれが当たり前。仮に付き合えても、彼女が今望むような幸せな未来は作ってあげられない。
苦しいし、寂しい。男に産まれたら簡単に伝えられるのに、出来ないのが悔しい。
どうして?どうすれば?は沢山繰り返した。
それで考えたの。出会わなければ良かったんだって。
だから誰も私を知らない世界に行きたい。
名前も身体も何もかも違う世界に。
そこで生きたら、何も想わずに済むのかな。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください