あいつらが帰ったあとはいつもSNSを開く
そして秋人さんにDMをする
(秋人さんごめんなさい。もう限界です)
(そっか。。。もういくの?)
(今日はそろそろ親が帰ってくるし遺書が書けてないので明日行こうと思ってます)
(じゃ僕も準備するよ)
(秋人さん、最後にお願い聞いてほしいです)
僕はサイテーな人間だと思う
だけどこれしか方法がないのだ
(秋人さんには生きていてほしいです。僕が死んでも)
(は?何いってんの?)
(ごめんなさい。でも生きていてほしいんです)
(そんなこと言ったら僕の方からもお願いするよ?君には生きていてほしいから)
(僕は。。。価値のない人間なので生きていても無駄なんです)
(そんなことない!!!君は僕を生かしてくれた僕のことを助けてくれた命の恩人だよ!)
僕は驚いた
そんな風に思っていてくれる人がいるなんて考えたこともなかったから
(でも、もういじめに耐えられそうにないです。。。)
(じゃあ、明日いつものところ集合?)
(お願いします。そしてごめんなさいわがまま言って)
(大丈夫だよ。じゃまた明日ね)
はぁ
また迷惑かけちゃった
僕ってほんとサイテーだね
そんなことを思いながら僕は明日の準備を始めた