ああ、もう、いや。ずーっと苦しくて死にたくて消えたくて堪らないのに、精神科の先生直々に「うつ状態だけど病気じゃない」とか言われちゃった

ああ、もう、いや。
ずーっと苦しくて死にたくて消えたくて堪らないのに、精神科の先生直々に「うつ状態だけど病気じゃない」とか言われちゃった。
じゃあ私にどうしろって言うの？
こんな状態のままこれから来る未来に立ち向かっていくの？
病気じゃないから療養とかもないでしょ？
よくならないままずるずる引きずったまま進路のこととかも考えなきゃいけないの？

ねえ先生。「その思考は生きてきた中で根付いた性質みたいなものだからカウンセリングでゆっくりほぐすしかない」とか、本気で言ってる？
それってどのくらいかかるの？
数ヶ月？一年？五年？もっと？
もう今、準備さえ出来れば死ねそうなくらい何もかもが嫌なのに、そんなに生きていられると思うの？
しかも、カウンセリングってたかだか2週に1回でしょ？
間に合うとでも？

なに？体壊してないからだめなの？
ずーっと頭痛ければいい？ずーっと気持ち悪ければいい？ずーっとだるければいい？
体に異常がないから病気じゃないとか言うの？
病気じゃないならなに？
なんで生きてるのか分かんないしどうせ死ぬのにあほらしいと思うし最近感情とかの認識鈍くなってきたし何もしたくなくてそのくせ心が重苦しすぎてただ生きてるだけでもしんどいのに？
勝手に曇って病んでヘラってるだけのエセ鬱ですとでも？
お前ごときの苦しみじゃ鬱にすらならないとでも言いたいの？
だとしたならもう本当に嫌。
こんなに苦しいのでさえまだ足りないんなら、もう死んだ方がまし。
いいよもう。
どうせ私はくだらないことでうじうじ悩んで不幸者面して甘えてるだけのめんどくさいメンヘラだよ。

もう嫌。
誰も私の苦しみを肯定してくれないじゃん。
究極的に引きこもって顔すら見せなければ心配くらいはしてくれるかな？
…どうせめんどくさい奴扱いされるのがオチだな。
衝動のままに叫んで暴れ回れば少しは苦しみを可視化できる？
…やばい奴のレッテル貼られておしまいだよな。
これ以上ないくらいに泣きじゃくってみせればさすがに分かるかな？
…そういえば前それに近いことになったことあるけど綺麗事吐かれて「仕方ない」「我慢しろ」「頑張れ」で終わったな。
なんだよ、結局なにしてもだめじゃん。

もう何もしたくない。
毎日が過ぎていくのが恨めしいし、未来なんてものに期待なんかしてないし、生への執着も薄れてきた。
もうあとは心が死にきって死への恐怖さえ無くなれば死ねるのに。
ああ違うか、身辺整理くらいはしないと。
…それがめんどくさいんだよなぁ。
私が死んだら私に関係するものの一切合切ぱっと消えてくれればいいのになぁ。
それどころか、私がいたという事実ごと消えちゃえばいいのに。
誰かに忘れられることなんかちっとも怖くなんかない。
私は私に降りかかるものから逃げたくて死ぬんだから、その死が他の人に影響する必要は無い。

ああでも。
あんなにも、私のことを否定ばかりで認めてくれなかった親たちが、「どうして」と嘆くのは少し気分がいいかもしれない。
私が死んだら、さすがに後悔してくれるでしょう？
そうして、自分たちが死に至らしめたかもしれないことを泣いて悔やんでよね。
「どうして気づいてやれなかったんだ」とか、ありきたりなセリフ吐いて嘆いてよ？
というか、「どうして気がつけなかった」も何も、様子が正常では無いのは目に見えてたはずなのにのうのうとしていたのが悪いんじゃない。
病院に行ってるのまで知ってておいてさ。
あぁ。
そうやって悔やんで、自分を責めて、呪って、嘆いてくれるなら、死ぬのが楽しみにすらなっちゃう。
実際にそうかは分からないけれど、そうかもしれないと思うだけで最高にいい気分。
ああ、そう思うと、死ぬのも怖くなくなってくる。
面倒だけど、準備、始めようかな。
このまま生きてても、うつ病じゃない私は助けてもらえずに曖昧なカウンセリングだけを受けてメンヘラだとか言って煙たがられながら生きていくだけだし。
そうしようかな？それがいい。

ねえ先生。
先生の言う私の性質が私を殺すよ。
もしかして私、こうして生きることを見限って死ぬ運命だったのかな。
性質って言うくらいだもんね、きっとそうだよね。
先生、だから大丈夫。
私おくすりもいらないし療養もいらないよ。
私、やっと自分に素直になれるよ。
これは私の『個性』。これが私の『正常』。
そうでしょ？私、病気じゃないもんね！
今の状態が私の『普通』なんでしょ？
何年もかけて根本から変えなきゃいけないくらいに歪んだ、私の『普通』。
でも大丈夫！死んでしまえばそんなことしなくていいよ！！
生きていくために苦しい思いをしながら『私自身』を矯正しなきゃいけないなら、なくしてしまった方が早いよね？
大丈夫、もう、死ぬ理由は十分だから。
生きる理由だって、もう十分すぎるほど見失った。
これが、この虚無感が『わたしそのもの』だというなら、私にはきっと生まれた理由も生きている必要性もないもの。
生きづらいなら死ねばいい！
なんでこんな簡単なことに気がつけなかったんだろう。
どうせ足掻いて生きながらえても絶対に死ぬんだから、それなら『終わり』をちょっと早くするだけ。
ハマらなかったゲームはやめてしまうように、向いてなかった人生をやめるだけ。
先生、先生、わたし、自分のすべきことがわかっちゃった。
先生が分からせてくれたんだよ。
だから先生、私を助けてくれなかったんだね。
助けても無駄だから。
だからみんな、私が「死にたい」って言っても「死なないで」って言ってくれなかったんだね。
どうせ生きるのに向いてないから。
大丈夫、もう分かったよ。
私、ちゃんとやるから。
私が幸せになるには、そうするしかないもんね。
あぁ、十数年で気がつけて、人生無駄にせずに済んでよかった。
最適解が見つかってよかった。
じゃあ先生、みんな。
私もう『大丈夫』だから、『明るい未来』と『これからの人生』のために、『自分のやりたいこと見つけて』、『それに向けて自発的に』『頑張る』ね！
素敵な言葉をかけ続けて、大切なことに気付かせてくれてありがとう。