想像の世界って、空想の世界って、悪い事なの？意味の無い事なの？

ななしさん

世界って実際に存在するのかな。水槽の中の脳の話みたいに。今見てるのは脳の中の映像を見てるのか？？？そしたら想像とそんな変わんないような

ななしさん

だいずさんの複数の小瓶に常々思うことと共鳴する部分が多く、つい長文を書いてしまいました。
2を読み飛ばして1と3だけでも繋がります。

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想像が悪い事なわけがありません、使い方次第です。
私は、知識をより平和に使うには想像力が必要だと思っています。

空想も事実や実体験を基に想像するからこそ生まれ、適切に向き合う受け手の想像力は豊かになると思います。

単純計算ですが、悪事に転用される可能性を踏まえた上で、先の先を想像した優しさほど、遠くまで連鎖して循環しやすくなるはずです。

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ただ…自分よりもずっと苦しんでいる人の話は、想像力を駆使してもついていくのが難しいです。

だからこそ優しい人が精一杯に想像しても人を傷つけてしまうことはあるし、優しさと想像力に乏しい人は無闇に人を傷つけ、自分のためだけに想像力を駆使する人に至っては大勢を利用して一人を一方的に傷つけます。

そういう意味では想像は実体験に及ばないかもしれませんが、それでも無意味ではなく、必要です。
りんごを育てるには土が必要でも、りんごが無意味なものではないように。

かつての自分と類似の状況で苦しんでいて共感できるとしても、時代は変わるし皆それぞれ違いますよね。
少しでもギャップを埋めるにはやはり、想像が必要になります。

そして世界は案外、循環しているものなので、現時点で共感できる人の話を聞くことも、自分自身が癒されることも、自分よりもずっと苦しんでいる人が助かる道に繋がっています。

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想像力溢れる人の個性を潰して自立や独立、逃避を妨害しようとする人は、たとえ無意識でも、他者の豊かな想像力に依存して生きているのです。

生きるために必要でとても大切に思っていることで筋も通っている、だからこそ前々から面倒で嫌な相手でも少しはその大切さを理解している上で自分と分かち合ってくれていたのだと思いたかったのですよね…。

それなのに見ている景色は全然違って、長年かけて自分で育てた価値観や想いすら相手の視点ひとつで最初から無かったかのように扱われたんですから、どうしようもなく嫌にもなりますよ…。