大学受験に失敗しました。国公立を1校、私立を3校受けて受かったのは滑り止めの1校だけでした。失敗した理由は明白で、私の努力が足りなかったから

大学受験に失敗しました。
国公立を1校、私立を3校受けて受かったのは滑り止めの1校だけでした。
失敗した理由は明白で、私の努力が足りなかったから。勉強しなきゃと思えば思うほど、机に向き合う気力が失せました。それでもやらなきゃと思い、毎日勉強しました。でもやっぱり集中できない。勉強しながら、気づけば違うことを考えていることも多々ありました。周りの子ががんばっているのを見ると苦しかった。私もそんなふうにがんばれたらって思いました。
塾に通い始め、大学生の先生に勉強はすればするほど伸びるよ、今は伸びなくてもあとで絶対ついてくるからがんばろうと言われました。毎日閉校時間まで塾で勉強しました。しばらくすると、勉強するとストレスに感じ、しなくても自己嫌悪に苛まれ、結果ストレスに感じるという悪循環に陥りました。睡眠の質が格段に悪くなった。普通、高校生ではならない皮膚炎になったり、体調を崩し、医者にかかると自律神経によるものだと言われたりもしました。自分の弱さが嫌でした。みんなは勉強してもこんなことになっていないのに、自分だけ何をしているんだと思いました。
それでも、最後の模試ではC判定をとれました。共テ前日まで勉強しました。
そして共テが終わった時、絶望しました。過去問や模試では75%はとれていたのに、本番では56%しかとれませんでした。できたのに落とした問題も多かった。
大きな後悔と絶望を抱えたまま私立の試験に挑みました。共テだけでなく私立も難化していました。過去問では合格平均点をとれていましたが、本番では合格最低点にも届かない。不合格通知の山を見て泣きました。それでも、国公立の2次試験にむけて勉強しました。昨年の合格最低点は越えることができていたので、チャンスはあるかもしれないと淡い希望を抱いていました。
結果は惨敗。合格発表で自分の受験番号が無いのを見てまた泣きました。今までずっと応援してくれていた家族に合わせる顔がなかった。家族だけじゃなくて、いっしょにがんばろうと言ってくれた友達や、応援してくれた大学生の先生や先輩にも申し訳なかった。自分が嫌で嫌でたまりませんでした。時間が戻ればいいのに。今でもそう思っています。
私は唯一受かった大学に進みます。私が落ちた私立は、友達といっしょに受けに行きました。その子は受かったそうです。その子に、私が不合格だったことは未だに伝えられていません。2人で旅行に行くような仲だったので、伝えるべきなのはわかっています。でも辛い。この現実から逃げ出したい気持ちでいっぱいです。