苦しみを、つらさを、
わかりたい。
同じ景色を見てあげたい。
なら、自ら危険に飛び込めばいいのに。
でなければ結局口だけの存在。
この身可愛さにそのようなことできないというのに。
ああ…それでも
全ての人の苦痛を背負って生きることができたなら。
地獄のような日々を過ごすとしても、それで誰かの笑顔を守れるなら。
誰かの幸せを護れてると自分自身笑えたら……
どんなに苦しくてもそうあれたなら……
いいのに。
なぜ、そうじゃないんだろう?
なぜ、その身に背負う苦しみをこの身に背負えないのだろう。切り取って、貼り付けて、ポイッて。簡単に肩代わりできて、君が楽になってくれたらどれだけ幸せなことかと考えるのに。
どうしてこんなに楽に生きてしまえてるんだ…
それでいいわけないのに。
こんな世界でいいわけないのに。
神に祈るのも、楽園を想像するのも、
人を罪人だとするのも、
この世界があまりにつらくて、それらがなければあまりに理不尽で。
辻褄合わせに賢い頭であれやこれやを考えなきゃ生きられないのにさ。考えが過ぎると否定されるのは、面倒に思われるのは、どうしてですか?
脳内に言葉を溢れさすだけではどうやら駄目みたいです。
それだけで生活はできないようです。
ごめんなさい。
みんな各々生きてください。
わたしは、わたしを生きるくらいのことしかできません。
いつか死にますから。それまでは迷惑をかけます。苦労をさせます。誰かを不幸にします。その逆もきっとあると思います。
だから、
「すみません」と
「ありがとうございます」をセットで置いときます。
それじゃあまた明日